早くも荒れ模様の富士24時間、豪雨のため開始3時間のところで赤旗中断
2020スーパー耐久第1戦 富士24時間レースは豪雨の影響で開始3時間のところで赤旗中断となった。
Red Flag
吉田知弘
富士スピードウェイで開催中のピレリ スーパー耐久シリーズ富士24時間レース。開始から3時間を経過したところで豪雨のため赤旗が出され、レースは一時中断となっている。
スタート時はドライコンディションだったが、開始50分を迎えたところで雨が降り始めた。その後すぐに止んだが開始1時間30分を迎えるところで大雨となり、路面は一気にウエット状態となった。ちょうどコース上に停車してしまった車両がいたため、その回収のためにフルコースイエローが導入され、その後セーフティカー先導に切り替えられたタイミングで各車がウエットタイヤに交換していた。
2時間10分を経過したところでレースが再開されたが、開始2時間40分を迎えるところで総合トップを走っていた#777 D’station Vantage GT3の右リヤタイヤが外れるアクシデントが発生。これで再びFCYが導入され、途中からSC先導となった。ここで上位の車両はルーティーンのストップを行なったのだが、今度は#888 HIRIX GOOD DAY RACING AMG GT3が給油作業中に引火を起こし火災が発生。幸いドライバーやスタッフは無事だったようだが、マシンは消火後にガレージに入れられるなど、ST-Xクラスで早くも脱落するマシンが出ている。
開始から3時間のところでレースが再開されたが、その瞬間に今週末で一番の豪雨となり、開始3時間4分のところで赤旗が出され、レースが中断されることとなった。なお、中断から30分が経過しているが、今のところ19時30分までは再開されないことがアナウンスされている。
現在の総合トップは#81 DAISHIN GT3 GT-Rとなっている。
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