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富士24時間レース|4時間30分の中断を経てレース再開するも、悪天候が続く

開始3時間のところでレースが中断されていた富士24時間レースだが、22時30分に再開。途中セーフティカー導入がありつつも、各車が周回を重ねている。

Safety car action

写真:: 吉田知弘

 富士スピードウェイで行なわれている2020スーパー耐久第1戦 富士24時間レース。豪雨により開始3時間を過ぎたところで赤旗中断となっていたが、22時30分にレースが再開された。スタートから9時間を経過したところで#81 DAISHIN GT3 GT-Rが総合トップに立っている。

 今年の富士24時間レースは序盤から雨絡みの展開となり、開始3時間過ぎに見舞われた豪雨の影響でレースは中断された。なかなか雨が止まず再開の見通しが立たない状況だったが、天候が少し落ち着いた22時30分にセーフティカー(SC)先導でレースが再開されることになった。しかし、マシンが動き出したタイミングで再び雨が強くなり、SC先導の状態が続いたが23時06分にグリーンフラッグが振られた。

 ようやく本格的にレース再開かと思われたが、再び雨が強くなり約15分後に再びSCが導入された。さらにセクター3を中心に霧が発生するなど、悪天候の中のレースが続いている。

 この度重なるSC導入のタイミングを利用して、各車に1回ずつ義務付けられている10分間のメンテナンスタイムを消化するチームや、ルーティーンのピットストップを行なうチームも多数あった。

 23時55分にSC解除となり、各クラスでのバトルが再開しているが、例年以上に視界が悪く一瞬も気の抜けない展開が続いている。

 最高峰のST-Xクラスは中断前の時点でトップに立っていた81号車が順調な走りを見せ、2番手の#9 MP Racing GT-Rに対して1分10秒以上の差をつけている。総合3番手にはST-Zクラスの#3 ENDLESS AMG GT4が続いている。

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