富士24時間、ST-XクラスはENDLESS GT-Rが今季初ポールポジション
2018スーパー耐久第3戦富士24時間。公式予選はST-Xクラスの#3 ENDLESS GT-Rが今季初ポールポジションを獲得した

富士スピードウェイでピレリ スーパー耐久シリーズ2018第3戦「SUPER TEC富士24時間レース」が開幕。公式予選ではST-Xクラスの#3 ENDLESS GT-Rが今季初ポールポジションを獲得した。
前日の専有走行では雨が降る場面も見られたが、予選日は朝から青空が広がりドライコンディションで公式予選が始まった。
予選は他のスーパー耐久のレース同様、AドライバーとBドライバーがマークしたベストタイムを合計したものでグリッドが決まる。加えて、今回はST-Xクラス専用の予選セッションも設けられ、いつも以上に激しいタイムアタック合戦が展開された。
そんな中、ジェントルマンドライバーが登録しているAドライバーの予選では、前回の第2戦SUGOで2位表彰台を獲得した#82 Phoenix Racing Asia R8のジェフリー・リーが1分40秒877でトップタイムをマーク。#3 ENDLESS GT-RのYUKE TANIGUCHIが1分40秒996で2番手につけた。
続くBドライバー予選ではスーパーGTなどでも活躍するプラチナドライバーが登場し、1分40秒を切るタイムアタック合戦が展開される。その中でも速さをみせたのが#3 ENDLESS GT-Rの山内英輝。1分39秒703を叩き出し、Bドライバーセッションではトップタイムとなるが、#82 Phoenix Racing Asia R8のサーン・タンが1分39秒738で肉薄した。
その結果、合計タイムで#82 Phoenix Racing Asia R8が0.084秒競り勝ったが、Bドライバーのタンのアタック時に走路外走行があったとして該当タイム抹消。その結果、#3 ENDLESS GT-Rが今季初ポールポジションを獲得した。2番手には#99 Y’s distraction GTNET GT-Rが入り日産GT-R勢がフロントロウを独占。3番手には#83 Phoenix Racing Asia R8が入った。
ST-Zクラスは#51 DIAMANGO Cayman、ST-1クラスは#47 D’station Porsche cupがそれぞれクラス1台のみの参戦のため、そのままポールポジションを獲得している。
さらに激戦の様相を呈しているST-TCRクラスは参戦2レース目となる#65 L&JR Mars Audi RS3 LMSがクラスポールポジションを獲得。開幕2連勝中の#97 Modulo CIVIC TCRは50kgのウエイトハンデを背負ってのレースとなっているが、それでもBドライバー予選では中野信治が1分50秒台の好タイムを記録。総合タイムでクラス2番手につける走りを見せた。
ST-2クラスは#59 DAMD MOTUL ED WRX STI、ST-3クラスは#68 埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORT マークXがポールポジションを獲得している。
Gr.2のST-4クラスは#86 TOM’S SPIRIT 86、ST-5クラスは#66 odula Idia MAZDA デミオ15MBがポールポジションを獲得した。
この記事について
シリーズ | スーパー耐久 |
イベント | 第3戦富士SUPER TEC 24時間レース |
サブイベント | 予選日 |
ロケーション | 富士スピードウェイ |
執筆者 | Tomohiro Yoshita |