スーパー耐久、富士24時間レースに向け2回目の夜間走行テストを実施
6月に開催される富士24時間レースに向け、富士スピードウェイで2回目の公式テストが行われた。

今シーズンはすでに2戦が終了しているピレリ スーパー耐久シリーズ2018。第3戦の富士24時間に向け、夜間走行を含めた2回目の公式テストが行われた。
すでに、3月初旬に24時間レースを想定した夜間走行のテストが行われているが、DOME RACINGのホンダ・シビックTCR勢など、前回のテストに参加しなかったチームを中心に合計48台が参加した。
午前とお昼のセッションまではドライコンディションで行われたが、14時40分から始まった3回目のセッションから雨が降り出しウエットコンディションに。さらに夜間走行が始まる18時30分には霧が発生するなど、悪条件の中でのテストとなった。それでも予定通りにセッションがスタート。富士24時間に参戦予定ドライバーは、それぞれ最低1周は夜間走行を経験しなければならず、特に3月のテストに参加しなかったチームやドライバーたちが、積極的に周回を重ねた。
また3月の段階では、数台にしか装着されていなかった自発光式のゼッケンや、ローノイズサイレンサーを装着してのテストも本格的に行われ、その効果の再チェックも行われた。さらにピットビルをはじめ各コーナーの照明設備も24時間レース仕様のものにアップデートされ、3月のテスト時と比べると、明るくなった印象だ。
しかし、今回の夜間走行は雨と霧の影響で、コンディションは悪くなって行く一方。セッションの途中から規定をクリアしているチームを中心に走行を終了するチームも多かった。
それでも、セッション中は赤旗が出ることもなく順調に進み、21時00分にチェッカーフラッグ。総合トップタイムはST-Xクラスの#99 Y’s distraction GTNET GT-Rの1分54秒541だった。
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この記事について
シリーズ | スーパー耐久 |
イベント | 富士スピードウェイ公式テスト |
サブイベント | 公式テスト2回目(5月8日) |
ロケーション | 富士スピードウェイ |
執筆者 | Tomohiro Yoshita |