ARN Ferrariの王座決定は、他チームからの抗議で暫定扱いに

スーパー耐久最終戦で5位に入りタイトルを決めたとみられていたARN Ferrariだが、他チームからの抗議により、今も暫定扱いとなっている。

 岡山国際サーキットで行われたスーパー耐久第6戦。ST-Xクラスの決勝結果に対して、提訴があり、正式な結果はJAFモータースポーツ審査委員会の裁定を待つことになった。

 雨の中でのレースとなった最終戦では、ポールポジションからスタートした#777 D’station Porscheが圧倒的な強さを見せ優勝。2位には#3 ENDLESS・ADVAN・GT-R、3位には#99 Y’s distraction GTNET GT-Rが続いた。

 ランキングトップの#8 ARN Ferrari 488GT3は予選でトップタイムを記録した。しかし、岡山国際サーキット内で販売されている燃料のみ使用可能と特別規則書に記載されているところを、#8 ARN Ferrari 488GT3は誤って前回の第5戦富士で使用した燃料を使ってしまった。このレギュレーション違反により予選タイムは抹消。Gr.1の最後尾からスタートすることとなった。

 決勝では難しいコンディションの中で上手く追い上げ5位でチェッカーを受けたが、前述の燃料規定違反を巡り、他チームから控訴が提出されたため、最終的にJAFのモータースポーツ審査委員会で最終判断をすることが決まった。つまり、その判断結果が出るまで、最終戦のST-Xクラスの結果及び#8 ARN Ferrari 488GT3のシリーズチャンピオンは暫定扱いとなった。

 また、最終戦までチャンピオン争いがもつれ込んでいたST-3クラスもレース後にどんでん返しの展開が待ち受けていた。ランキングトップで迎えたDENSO Le Beausset RC350(嵯峨宏紀/中山雄一/山下健太)は2位に入りタイトルを決めたかに思われたが、燃料タンクの最低地上高が規定を満たしていなかったしてまさかの失格処分に。これにより最終戦を制した#39 ADVICS TRACY RC350(手塚祐弥/前嶋秀司/鈴木陽)が逆転でシリーズチャンピオンを決める形となった。

 なお、ST-1クラスは#31 Nissoku Porsche991GT3 Cup(小川勝人/影山正美/富田竜一郎)が優勝。ST-2クラスは#6 新菱オート☆DIXCEL EVO X(富桝朋広/菊池靖/大橋正澄)が優勝を飾った。

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について
シリーズ スーパー耐久
イベント名 第6戦岡山
サブイベント 日曜日 決勝レース
サーキット 岡山国際サーキット
記事タイプ 速報ニュース