ARN Racingが富士SUPER TECで優勝。連勝でチャンピオン獲得に王手

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ARN Racingが富士SUPER TECで優勝。連勝でチャンピオン獲得に王手
2017/09/03 14:04

スーパー耐久第5戦富士SUPER TECの決勝が行われ、#8 ARN Ferrari 488 GT3が10時間の長丁場レースを制し、王座獲得に王手をかけた。

 2017年のスーパー耐久シリーズ第5戦「富士SUPER TEC」の決勝レース。午前8時からスタートしたレースは18時にチェッカーフラッグを迎え、#8 ARN Ferrari 488 GT3(永井宏明/佐々木孝太/銘苅翼)が前回のオートポリスに続いて連勝を飾った。

 ポールポジションからスタートした#8 ARN Ferrari 488 GT3は、第1スティントで佐々木孝太がトップを快走するも、レース中盤は#89 HubAuto Ferrari 488 GT3や#777 D’station Porscheの先行を許した。しかし、開始3時間のところで再び追いつきトップを伺う。

 この直後にメインストレート上でオイルが出たため、その処理でセーフティカー導入される。112周目にレースが再開されると、前回も激しい優勝争いを演じた#777 D’station Porscheとの一騎打ちになっていく。

 特に白熱したのが開始5時間を過ぎた#8 ARN Ferrari 488 GT3の銘苅翼と#777 D’station Porscheの近藤翼のCドライバー対決。各所でサイド・バイ・サイドのバトルをみせ、196周目に#8 ARN Ferrari 488 GT3がついにトップに浮上した。その後は、佐々木、永井ともにミスのない安定した走りを披露し、#777 D’station Porscheとの差を広げていく。

 一方、ポイントランキングで上位につけている日産GT-R勢は揃ってトラブルに見舞われる苦しいレースとなってしまう。#99 Y’s distraction GTNET GT-Rは、序盤に大きなトラブルを抱えピットイン。1時間以上ガレージ内で修復作業を余儀なくされて後退してしまう。さらに序盤はトップ3争いに加わっていた#1 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rは、5時間30分を経過したところで左リヤタイヤがバーストするトラブルに見舞われ、表彰台争いから脱落。レース後半は3番手につけていた#3 ENDLESS・ADVAN・GT-Rも、残り2時間というところで他クラスのマシンと接触。右フロントサスペンションに大きなダメージを負い、修復作業を余儀なくされた。

 最後まで、マシン、タイヤともにトラブルなく、ドライバー・メカニックもミスのない完璧なレース運びをみせた#8 ARN Ferrari 488 GT3。最終スティントは永井が担当する。残り40分に差し掛かるところで、トヨペット100Rコーナーで他クラスのマシンを抜く際にタイヤカスに乗ってコースオフしてしまうシーンがあり、一瞬はヒヤリとしたものの、それ以外は後続を寄せ付けない走りを披露。335周を終えたところで10時間を迎え、見事2連勝をマークした。2位には#777 D’station Porscheが続き、こちらも2戦連続での2位表彰台となった。

 3位には#89 HubAuto Ferrari 488 GT3が入ったが、Dドライバーの最低義務周回数に達していなかったとして、36周減算のペナルティが与えられた。これにより、#1 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rが3位表彰台に上がった。

 注目のチャンピオン争いは、#8 ARN Ferrari 488 GT3が92ポイントまで伸ばしトップを死守。2番手の#1 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rが73ポイントとなり、最終戦の岡山では、この2台でST-Xクラスのタイトル争いが行われることになる。しかし、その差は非常に19ポイントと非常に大きく、実質的に#8 ARN Ferrari 488 GT3が王手をかけた状態で岡山ラウンドに臨む。

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について

シリーズ スーパー耐久
イベント 第5戦富士Super Tec ”10時間耐久レース”
サブイベント 日曜日 決勝レース
ロケーション 富士スピードウェイ
記事タイプ レースレポート