9月に開催のS耐 富士24時間レースは観客動員へ。富士スピードウェイが詳細を発表
9月4日〜6日に行なわれる2020富士24時間レースは様々な新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で、観客を動員しての開催を目指していくことを明らかにした。
写真:: 吉田知弘
ピレリ スーパー耐久シリーズ2020第1戦NAPAC 富士 SUPER TEC24時間レースを開催する富士スピードウェイは、万全な新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で、観客を動員しての同レースを開催することを発表。8月6日午前10時からチケットの販売を開始するとした。
すでに国内のモータースポーツも再開し、富士スピードウェイでもスーパーGTをはじめ複数のレースイベントを開催しているが、これまでのところは感染拡大防止のために観客動員を見合わせていた。しかし9月の富士24時間レースでは感染防止策をしっかりと準備し、それらを実施していくという条件で、観客を動員することを決めた。
具体的には全来場者に対して入場時の検温を実施するほか、パドックへの一般観戦者の入場を禁止。“密”の状態を回避するため一般観戦の人数を限定するほか、各観戦エリアでの注意喚起を実施し、イベントコンテンツ等に関しても人数制限および感染拡大防止策を徹底した上で行なわれることになるという。
こうした対策を講じた上で、大会期間中には花火の打ち上げやイベントエリアでの映画上映、無数のキャンドルに囲われた野外休憩スペースの設置なども検討されている模様だ。
また大会関係者への2週間前からの検温等の健康管理の徹底、問診票の事前提出、さらにチーム間の移動(または接触)を禁止するなど厳しい制限も設けられる。
なお7月30日に予定されている公式テストに関しては、無観客での開催になるとのことだ。
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