MORIZOが乗るGRヤリスが最終戦待たずにST-2クラスチャンピオン決定!
2020スーパー耐久第5戦では、トヨタの豊田章男社長(MORIZO)もドライバーとして参加する#32 ROOKIE Racing GR YarisがST-2クラスチャンピオンを決めた。
写真:: Jun Goto
オートポリスで行なわれたピレリ スーパー耐久第5戦で#32 ROOKIE Racing GR YarisがST-2クラスで今季3勝目を飾り、最終戦を待たずしてST-2クラスのチャンピオンに輝いた。
昨年からスーパー耐久に参戦しているROOKIE Racingは、今季体制を強化しGRスープラでST-1クラス、GRヤリスでST-2クラスに参戦している。発売されて間もない新型車両をより良くしていくために、レースに参戦し様々な情報をフィードバックしている。
今季はトヨタ社長のMORIZO(豊田章男)も32号車のGRヤリスに乗り込み開幕戦から参戦。開幕戦の富士24時間ではST-2クラストップチェッカーを受け、見事デビューウィンを飾った。その後、第2戦SUGO、第3戦岡山と勝利を逃したが、第4戦もてぎではライバルを圧倒し、クラス優勝を飾った。
迎えた今回のオートポリス大会も予選から順調な走りを披露。ST-2クラスでチャンピオンを争う#59 DAMD MOTUL ED WRX STIが予選からトラブルに見舞われたこともあり、32号車は決勝でも序盤から同じクラスの車両を圧倒する強さをみせた。
MORIZOも途中の第2スティントに加えて、最後のチェッカードライバーを担当。井口卓人、佐々木雅弘とともに140周を走破し、今季3勝目をマーク。同時にクラスチャンピオンも決めた。
またST-1クラスに参戦する#28 ROOKIE Racing GR SUPRAもクラス優勝を飾り、チャンピオンを決定。こちらの最終ドライバーはMORIZOの息子である豊田大輔が務め、パルクフェルメで合流した2人は笑顔でガッツポーズしていた。
MORIZOは公式映像であるS耐TVのインタビューで、「自動車業界は100年に一度の大変革を迎えている中で、(GRヤリスは)このモータースポーツの中に久々に出てきた新車だと思っています。本当は(クルマをもっと良くするため、鍛えるために)壊そうとしていたのに、こうして(トラブルなく)持ってくれたのは、関わっている人たちの情熱と努力だと思います。応援いただいた皆さん、本当にありがとうございました」と、このプロジェクトに関わったスタッフたちに感謝していた。
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