【S耐】もてぎでシーズンが開幕。注目のST-Rクラスはシビック1-2!

スーパー耐久が4月1日にツインリンクもてぎで開幕。土曜日はグループ2の決勝レースが行われ、注目のST-Rクラスは、シビックが1−2フィニッシュを飾った。

 2017年のスーパー耐久シリーズが4月1日にツインリンクもてぎで開幕した。開幕戦もてぎでは、参戦車両がクラス別に2つに分けられ、土曜日と日曜日にそれぞれ200分のレースが行われる。土曜日は注目のST-Rクラスを含むグループ2の決勝が行われ、ホンダ・シビックが1-2フィニッシュを飾った。

 今年から新設されたTCR規定の車両で戦うST-Rクラスは、ホンダシビックType-RとアウディRS3 LMSが2台ずつ参戦。朝に行われた予選では、雨上がりで徐々に路面が乾いていくという難しいコンディションだったが、そこでうまくタイムをまとめた田ヶ原章蔵/白坂卓也/竹田直人組の#45 LIQUI MOLY RS3 LMSがポールポジションを獲得した。

グループ2決勝スタート
グループ2決勝のスタートシーン

Photo by: Yasushi Ishihara

 午後はドライコンディションになったものの、4月とは思えないほど厳しい寒さの中で200分の耐久レースがスタート。1コーナーでクラス2番手だった黒澤琢弥が乗る#98 Modulo CIVIC TCR(黒澤琢弥/石川京侍/加藤寛規)が先行し、レースをリードしていく。ところが、ジャンプスタートによりドライブスルーペナルティを受け後退してしまった。

 これで#45 RS3 LMSがトップに立つが、ペースは圧倒的にホンダ シビック勢が有利。14周目に伊藤真一が乗る#97 Modulo CIVIC TCR(伊藤真一/海老澤紳一/中野信治)がトップに浮上した。アウディ勢も逆転を試みるが燃料系のトラブルでペースが上がらず、逆に徐々に差が開いていってしまった

 このまま#97 CIVIC TCRが逃げ切るかと思われたが、#98 CIVIC TCRがペナルティによる後退から怒涛の追い上げを見せ、レース中盤に逆転。黒澤からバトンを受け取った石川京侍も安定した走りを見せ、残り50分で2回目のピットストップを行い、加藤寛規が乗り込みゴールを目指した。

 一方の#97 CIVIC TCRは中野信治がアンカーを担当。少しでも差を詰めるべくプッシュしたが、結局順位は変わらず。#98 CIVIC TCRが12秒のリードを保ちトップでチェッカーを受けた。#97 CIVIC TCRもそのまま2位でフィニッシュし、ホンダのシビックTCRはスーパー耐久デビュー戦でワンツーフィニッシュを勝ち取った。クラス3位には奥村浩一/秋吉圭/山脇大輔の#19 BRP Audi MieRS3 LMSが入った。

 新設クラスで初のウィナーとなった加藤は「チームの総合力が出たと思います。皆どこも準備不足だったので、チームの経験で来ちゃったところもありましたが、ホンダさんもすごく喜んでくれていたし、童夢さんにも、こういったチャンスをいただけて感謝しています」とコメント。

 また今回はホンダの山本モータースポーツ部長もサーキットに駆けつけており、「先週クルマが着いたばかりで、大変でしたが、しっかり準備してくれた童夢さんには感謝していますし、ドライバーの皆も、すごく良い雰囲気でレースを楽しんでくれていたので、それが結果に結びついてすごく嬉しいです」と、デビュー戦での好結果に笑顔を見せていた。

 またST-1クラスは#51Diamango BMW Z4(細川慎哉/池田大祐/石原将光)、ST-2クラスは#20RSオガワADVANランサー(下垣和也/松本武士/近藤説秀)、ST-5クラスは#700J’S RACING ホンダカーズ浜松北ダークみきゃんFIT(ヒロボン/寺西玲央/高橋宏和)が、それぞれクラス優勝を果たした。

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について
シリーズ スーパー耐久
イベント名 第1戦もてぎ
サーキット ツインリンクもてぎ
記事タイプ 速報ニュース