【S耐】土屋圭市、14年ぶりのレースで激走を見せるも終盤の不運に泣く

日曜日に鈴鹿サーキットで行われたスーパー耐久第3戦に参戦した土屋圭市。14年ぶりの実戦となったこのレースを振り返った。

 2017年のスーパー耐久第4戦鈴鹿で、ST-TCRクラスの#97 Modulo CIVIC TCRからエントリーし、14年ぶりに公式戦に出場した土屋圭市。久しぶりのレースとは思えない激走をみせた。

 クラス予選3番手を獲得した#97 Modulo CIVIC TCRは、まず幸内秀憲がスタートドライバーを務め、アウディRS3 LMS、フォルクスワーゲン ゴルフGTI TCRなどライバル勢と互角に競り合う走りを見せた。途中セーフティカーが入ったタイミングで1回目のピットインを済ませるが、戦略が異なっていたこともあり#45 LIQUI MOLY RS3 LMSが大きくリードした。

 土屋は、クラス38周目に2番手でマシンに乗り込むと、安定したペースで周回を重ねていく。ピットアウト時点で1分37秒もの差がついていたのだが、着実に縮めていき、一時は#45 LIQUI MOLY RS3 LMSの直後まで迫った。ライバルを捉えるまであと一歩というクラス69周目にピットストップを行い、アンカーの道上龍にバトンタッチ。逆転優勝は確実かと思われたが、ピットアウト直後に他車と接触し左リヤタイヤをパンク。緊急ピットインを余儀なくされてしまった。

 道上は最後まで懸命に追い上げたが順位の回復は叶わず、クラス4番手でフィニッシュ。勝利も見えていただけに悔しい結果とはなったが、土屋自身は久しぶりのレースを存分に楽しめたようだ。

「すごくいいところまで行ったんですけど……(レースは)なかなか上手くいかないですね。途中クールスーツは効かないし、ドリンクは出ないし、大変でした。でも、面白かったですよ。14年ぶりに楽しめました」

 なお土屋は7月に行われる第4戦オートポリスにも参戦予定。今回、金曜日の専有走行ではまだ手探りのような感じだったが、予選・決勝を終えてシビックのTCRマシンにも慣れてきた様子だった。

「接触がなければ勝てたと思うので、勿体無かったですが、クルマの感覚も掴めて乗りやすくなった印象です。次のオートポリスでも頑張ります」

 久々のレース復帰を果たしたベテランは、そう次戦に向けて自信をみせていた。

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について
シリーズ スーパー耐久
イベント名 第3戦鈴鹿
サーキット 鈴鹿サーキット
ドライバー Keiichi Tsuchiya
記事タイプ 速報ニュース