S耐ST-X王者の佐々木孝太「審議は反省する期間として最適だった」

2017年スーパー耐久ST-Xクラスのシリーズチャンピオンを獲得した佐々木孝太が、改めてチャンピオン獲得に対する心境を語った。

 2017年のスーパー耐久シリーズで見事ST-Xクラスのシリーズチャンピオンを獲得した#ARN Ferrari 488GT3の佐々木孝太が、改めてチャンピオン獲得に対する心境を語った。

 ARN RACINGは今シーズン、フェラーリ488GT3にマシンをスイッチした。永井宏明/佐々木孝太のコンビで開幕戦からポールポジションを連続して獲得し、第4戦オートポリスでチーム初勝利を果たし、続く第5戦富士で連勝、チャンピオン獲得に王手をかけた。

 ところが最終戦岡山の予選で指定された以外の燃料(第5戦富士で指定されていた燃料)を使ってしまい、予選タイムが抹消。決勝は最後尾スタートとなったが、チーム全員で力を合わせ5位入賞を飾り、ランキングトップでシーズンを終えた。

 しかし、レース後に他チームから燃料規定違反をしたにも関わらず決勝出場が認められたことについて、控訴が出され、正式結果は審議待ちに。12月4日にJAFから控訴棄却の公示が出され、そこで正式にチャンピオンが確定することとなった。

 チームにとっては参戦3年目で念願のシリーズチャンピオン獲得にはなったが、長い審議期間を経ての決着ということで、少々後味の悪い結末となってしまった。だが、佐々木はこの審議の期間がチームにとって反省をする良い期間だったと捉えている。

「正直、(結果は)覆らないかなと思っていたので、やっとか……という思いはありましたけど、やっぱりチームとして、してしまったミスというのは大きかったです。シーズンが終わった後もこういった(審議待ちという)時間を過ごして僕としても反省したし、みんなにとっても反省をする期間としては良かったのではないかなと思います」

「これですんなりチャンピオンが決まっていたら、あのミスが浮かばれないというか、本当に些細なミスですけど、チームにとっては大きなものだったと思うので、それを反省する期間としては最適でした」

 結果的にチャンピオンは確定したものの、佐々木は最終戦でのミスを重く受け止めていた様子。チームとともに、あのミスをきっちりと戒めて、今季はチャンピオンチームとして恥ずかしくないレースをしていきたいと意気込みを語った。

「僕自身はこの結果に対して(チームに)もっと悔しいと思ってもらいたいですね。チャンピオンを獲るチームは、そんなダサいことをしないと思いますし、そういう意味ではしっかりと反省して、2018年はしっかりと結果を出して誰からも文句を言われないレースを最終戦までしたいです。そして、またチャンピオンを獲りたいですね」

「僕は今シーズンに関してはイチからのスタートだと思っていますし、今度はゼッケン1番を背負うことになりますから恥ずかしいレースはできません。より注目を浴びるだろうし格好悪いレースはできないです」 

「みんなで勝ち取ったチャンピオンを今年もう一度掴み取ることでよりスッキリすると思います。でも簡単なことではないですし、大きなチャレンジになると思います。より気を引き締めてやっていかなければいけないですね」

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シリーズ スーパー耐久
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