ドライブスルーペナルティも関係なし!? 33号車Craft-Bambooが圧勝で連勝|スーパー耐久第2戦鈴鹿
鈴鹿サーキットで行なわれたスーパー耐久第2戦では、Craft-Bamboo Racingが2連勝を飾った。
#33 Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3
写真:: Mobility Land
スーパー耐久シリーズ第2戦は、4月18〜19日に鈴鹿サーキットにおいて5時間レースとして開催され、ポールスタートの33号車Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3(SUN JINGZU/太田格之進/FONG ADDERLY)が、ドライブスルーペナルティを受けながらも、2位に32秒174の大差をつけて圧勝。開幕戦Race2に続き連勝した。
今回はST-X(全4台)、ST-Z(全12台)、ST-TCR(全4台)、ST-USA(全1台)、ST-Q(全4台)、ST-1(全2台)、ST-2(全8台)、ST-3(全2台)、ST-4(全10台)と9つのクラスに46台が参戦。ST-5F、5Rクラスは休みとなった。
初夏のような天候の下行われた18日の予選でポールポジションを獲得したのは33号車Craft-Bambooで、777号車D’station Ferrari 296 GT3(星野敏/藤井誠暢/金丸ユウ)、23号車TKR松永建設AMG GT3(DAISUKE/片岡龍也/中山友貴/元嶋佑弥)、開幕戦Race1を制した31号車DENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小河諒/嵯峨宏紀)が続いた。
決勝は19日、薄曇りの12時4分にスタート。33号車メルセデスが太田の走りで最初の1時間で、2位の777号車フェラーリに28秒の大差をつけて独走状態となった。スタートから2時間半を経過する頃、ヘアピンで1台の車両がストップしFCY(フルコースイエロー)となった。S耐ではFCYが宣言されるとピットインは禁止となるが、777号車フェラーリはちょうどピットイン&給油のタイミングでやむなくピットへ。FCYが解除されるとライバルたちもピットインしたことでトップに立ったが、60秒ストップのペナルティを受け4位に順位を落とすこととなった。
3時間を経過する頃、2番手に順位を落としていた33号車メルセデスが再びトップに浮上。しかしピットレーンの速度違反のためにドライブスルーのペナルティを受け、31号車RC F、23号車メルセデスに続く3位に順位を落とすことになった。
レースが4時間を経過する前にST-Xクラス全車が義務付けられた3回目のピット作業を終えると、31号車RC Fがトップだったが33号車メルセデスが逆転。太田はそこから後続を引き離し32秒の大差をつけて優勝を飾った。終盤には2位争いが激化したが、23号車メルセデスの元嶋が残り13分の時点となったスプーンカーブ1個目で逆転して2位表彰台を獲得。31号車RC Fは3位フィニッシュだった。777号車フェラーリはトップと44.2秒差の4位で、FCYと給油のタイミングが合わず涙を飲む結果となった。
ST-Zクラスは、スタートからトップを快調に走行していたクラスポールの52号車埼玉GB GR Supra GT4 EVO2(松井宏太/野中誠太/服部尚貴/吉田広樹)が、最初のピット作業を終えた直後に緊急ピットイン。スロットルのトラブルで修復のために順位を落とすことになった。中盤にトップに立ったのは22号車KOKUSAI GROUP GT4 RS CS(呉良亮/久保凛太郎/北園将太/山野直也)だった。
しかし終盤、ここに追いついたのが25号車日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4(大塚隆一郎/松田次生/富田竜一郎/篠原拓朗)。前日予選2番手のタイムをマークしたにもかかわらず、最低地上高不足のために全タイムが抹消。全クラス最後尾スタートから追い上げていた。
残り30分を切って22号車ポルシェの久保に迫った25号車Zの富田が何度もテール・トゥ・ノーズになり、ファイナルラップもAstemoシケインで2台は並んだが、久保が抑えきり0.242秒差で優勝。3位は開幕戦優勝の34号車TECHNO FIRST R8 LMS GT4(加納政樹/大草りき/安田裕信/イゴール オオムラ フラガ)だった。
今回が開幕戦となったST-TCRクラスは、残り32分まで独走トップを走行していた19号車BRP★TONE制動屋NUTEC CUPRA TCR(近藤説秀/末廣武士/東風谷高史/井本大雅)が、右フロントサスペンションのトラブルでAstemoシケインでストップ。代わって100号車HITONOWA TTS CIVIC-TCR(山木陽介/中野信治/佐藤凛太郎/山西康司)が優勝。佐藤琢磨の長男である凛太郎は、初めてのツーリングカーレースでの初優勝となった。
昨年の最終戦・富士以来設定されたST-USAクラスは、16日にシェイクダウンしたばかりの250号車BRP★HOJUST MUSTANG DHR(猪爪杏奈/大野尊久/奥村浩一/竹本優月輝)が無事完走し初優勝。ST-Qクラスは、今季初参戦となった271号車CIVIC TYPE R HRC Concept(大津弘樹/新原光太郎/辻本始温)、同じく今季初参戦で今季からリバリーを変更した12号車MAZDA SPIRIT RACING RS Future concept(川田浩史/堤優威/阪口良平/前田育男)、104号車GR Yaris DAT Racing Concept(田所元/山下健太/河野駿佑)、開幕戦からさらに改良を受けた61号車SUBARU HIGH PERFORMANCE X Version II(伊藤和広/山内英輝/井口卓人/花沢雅史)の4台全車が完走してデータを収集した。
ST-1クラスは47号車D’station Porsche 992(浜健二/星野辰也/田中哲也/樺木大河)が開幕戦連勝に続き3連勝を果たした。ST-2クラスは95号車SPOON リジカラ CIVIC(小松一臣/小出峻/三井優介)が連勝。ST-3クラスも39号車エアバスターWinmax RC350 EXEDY(高橋裕史/伊藤鷹志/酒井仁/藤田真哉)が連勝。ST-4クラスは884号車シェイドレーシング GR86(大崎達也/清水英志郎/山田真之亮)が、3号車ENDLESS GR86(坂裕之/菅波冬悟/小林利徠斗/島谷篤史)を1.287秒差で振り切り連勝を果たした。
FCYは2回導入されたが、開幕から2戦3レース連続でセーフティカー(SC)導入のないレースとなった。次戦(第3戦)は、6月5〜7日に富士スピードウェイにおいてシリーズ最長の24時間レースとして開催予定。
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