延期となったS耐開幕戦は代替日程は11月以降、SFも秋以降の開催で調整か
新型コロナウイルスの国内感染拡大による影響を受け、開催延期が決まったスーパーフォーミュラとスーパー耐久の開幕戦は秋以降でのリスケジュールを目指しているようだ。
スタートシーン
吉田知弘
スーパー耐久機構(STO)の桑山晴美事務局長は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により開催延期となった同シリーズ開幕戦の代替開催日程を11月から12月で調整していることをプレスリリースを通じて明らかにした。
今年初めから日本でも新型コロナウイルスの感染者が確認され、3月からは一部を除く全国の小中高校が臨時休校となっている他、主要な娯楽施設も臨時休園となるなど全国的に緊急対応がとられている。
そんな中、国内のモータースポーツにも影響が出ており、鈴鹿サーキットは3月21日~22日のスーパー耐久開幕戦、4月4日~5日の鈴鹿2&4レース(スーパーフォーミュラ開幕戦、JSB1000開幕戦)の開催延期が発表された。
これを受け、STOの桑山事務局長はプレスリリースで「いつもスーパー耐久を応援いただき、ありがとうございます。ピレリスーパー耐久シリーズ 2020第1戦鈴鹿大会主催者 鈴鹿サーキットより本大会の延期が発表されました。ご観戦を楽しみにしてくださっていたファンの皆様、関係者様におかれましては、何卒、ご理解をいただけますようお願い申し上げます」とコメントを寄せた。
またS耐開幕戦の代替日程については、11月から12月で開催を予定しているとのこと。関係者の間で流れている噂では第6戦岡山(10月31日~11月1日)以降の開催を目指して調整を進めているという。ただ、11月はスーパーGT最終戦(もてぎ)、スーパーフォーミュラ最終戦(鈴鹿)など国内レースの日程が詰まっている状況で、調整は一筋縄ではいかなさそうだ。
スーパーフォーミュラ開幕戦も秋以降で調整か
同じく鈴鹿サーキットでの開幕戦が開催延期となったスーパーフォーミュラ。その代替日程についてプロモーターである日本レースプロモーション(JRP)から何も情報は出されていないが、関係者の間では秋以降の開催を目指しているのではないかという噂が出ている。
2020シーズンは東京オリンピック/パラリンピックが日本国内で開催されることを受け、JRPはその大会期間中のレース開催を避けるようなカレンダー構成にした。そのため、現段階では7月や8月に開催する可能性は薄いと考えられている。また新型コロナウイルスの収束に目処が立っていないことなどを考慮すると10月以降の開催になるのではないかという見方が強まっている。
一部の関係者の間では、11月14日~15日に予定されているシリーズ最終戦の週末に開幕戦も組み込み、2日間で2大会を実施するのではないかという憶測も飛び交っている。
いずれにしても、JRP側としては調整中ということで具体的な日程候補などの情報は明らかにされていない。
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