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今年もパーツ取り車やキャンピングカーがズラリ! 各チームとも入念に“富士24時間対策”

今年も開幕したスーパー耐久 富士24時間レース。ピット裏に目を向けると、昨年よりも念入りに“富士24時間対策”を施しているチームが多い。

シンリョウレーシングチーム

シンリョウレーシングチーム

吉田知弘

 9月5日(土)に決勝スタートを迎える2020スーパー耐久富士24時間レース。3回目を迎えたこのレースを万全の状態で戦うべく、各チームとも不測の事態に備えて様々な準備を施していた。

 まず今年も目についたのが“パーツ取り車”の用意だ。富士24時間レースでは、決勝レース中に車体の交換は許されていないが、パーツを移植することについては可能となっている。その有名な例が2018年の#59 DAMD MOTUL ED WRX STIだ。レース序盤にアクシデントに巻き込まれてしまい、右ドアを大きく破損。チームは急きょ移動用として一般道で使用しているWRX STIからドアを移植する対応がとられた。これを各チームとも教訓にして、翌2019年には多くのチームがパーツ取り用として参戦しているものと同型の車両を用意し、万一に備えていた。

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 今年も三菱ランサー エボXで参戦するシンリョウレーシングチームをはじめ、パーツ取り用の車両を用意している模様だ。特にROOKIE Racingはピット裏にGRスープラとGRヤリスを1台ずつ用意し、万全の状態を整えていた。

 またピット内に目を向けると、コースの各所の状況をリアルタイムでチェックできるようにモニターを大量に設置しているチームもいくつか見受けられた。今年もハイレベルかつ接近したレース展開が予想されるだけに、それに対応できる体制を準備しているという印象だった。

 その他、今回はドライバーやスタッフの休憩環境を充実させるためか、キャンピングカーを用意しているチームが非常に多い。こういった部分も含めて、各チームの“富士24時間対策”が昨年以上に講じられているという雰囲気だった。

 一昨年はほどんとのチームが手探り状態の中で臨んでいた富士24時間レースだが、様々な経験を経て今年はより一段と対策が進んでいるという印象だった。そんな中で、5日(土)15時に決勝スタートを迎えることになるのだが、今年の富士24時間は過去2年にはなかった“雨”という要素が絡む可能性が高まっている。それがレース展開や各チームの対応にどう影響を及ぼすのか、過去の経験にはない“未知なる戦い”が待っていそうだ。

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