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BRZ、トランスアクスル化で苦労の1年。井口「強いBRZ蘇らせたい」

今年も#61 SUBARU BRZ R&D SPORTからスーパーGT300クラスに参戦した井口卓人は、2017シーズンは厳しい1年だったと振り返った。

#61 SUBARU BRZ R&D SPORT

 スバルBRZは今年も井口卓人、山内英輝のコンビを起用し、スーパーGTのGT300クラスに参戦。今年こそシリーズチャンピオンを目標にシーズンに入るが、頻繁にトラブルに苦しめられるレースが続く。結果的に優勝はなく表彰台も第3戦オートポリスでの1回のみに終わった。

 今シーズンを振り返った井口は、「いや、厳しかったですねぇ。こんなに思い通りにいかないものなのか…というシーズンでした」と開口一番。それでも得るものは少なからずあったという。

「昨年は3回表彰台に上がって、鈴鹿1000kmでは優勝もできました。でも今年は1回(第3戦オートポリス)だけでした。あのレースもタイミングがよければ勝てたかもしれません。レースは速いだけでもダメですし、今年はすごく色々な意味で勉強させていただいた1年でした」

 井口は、今シーズン苦戦した原因の一つとして、マシン内部の大幅な変更が影響した部分もあったという。

 スバルBRZは、戦闘力向上のためにマシンをトランスアクスル化させたが、導入1年目ということもありデータは不足。さらにトラブルも頻繁に発生し、満足なレースウィークを過ごすことができなかった。

「昨年まで、その前の年の進化版という形でこれましたけど、今年はトランスアクスル化したことにより、ある意味ゼロからの状態で始まっていって、トラブルも非常に多かったです」

「ほぼ全レースで朝のフリー走行でトラブルが出て、僕か山内選手が全く乗れないままいきなり予選というレースが続きました。それでもQ1は全部通って、しっかりとレースをしてポイントも少しずつですが獲得することができました」

「でも最終戦はトラブルで終わってしまって……今年を象徴していたかなという最終戦でした。最後まで何か変えたもののトラブルが出たりとか、ちょっと噛み合わなかったですね」

 スバルBRZにとっては、苦しい1年に終わってしまったが、トランスアクスル化して良かった点もたくさんあったとのこと。今年の経験を糧に来年こそはトップ返り咲きができるように前進していきたいと語った。

「間違いなく良くなった部分はたくさんあったと思うんですけど、それに対してレースでの経験も足りないですし、セッティングの部分とかでも合わせ込んでいくのに時間が足りなかったなという1年でした」

「その中でも皆が頑張って作り上げたマシンなので、これをベースに来年に向けて、もっともっと早くして強くしていかなきゃいけないなと思います」

「今はGT3勢が強い中で、このBRZで勝つというのは非常に価値があることだと思っています。何とか強いBRZを蘇らせたいです。また昨年の1000kmみたいに『よっしゃー!』とみんなで喜び合えるレースをしたいですね」

取材・執筆/吉田知弘

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