”これがレース”と結果を受け入れる黒澤治樹「来年ウチはもっと手強い」

スーパーGT最終戦もてぎで優勝を果たした#65 LEON CVSTOS AMG。王者獲得はならなかったが、来季につながる手応えを感じたようだ。

 スーパーGT最終戦もてぎ、#65 LEON CVSTOS AMG(黒澤治樹/蒲生尚弥)はレース終盤に#55 ARTA BMW M6 GT3(高木真一/ショーン・ウォーキンショー)をオーバーテイクし、優勝を果たした。

 3番グリッドから決勝に臨んだ#65 LEON CVSTOS AMGは、早めのピットインでフロントタイヤ2輪交換という作戦を選択し、タイトルを争う#4 グッドスマイル初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也)の前に出た。その後もペース良く周回を重ね、一時は11秒以上あったトップとの差を削り切って見せた。

 スタートを担当した黒澤は優勝会見で「当初からの予定で、タイヤはフロントの二輪交換作戦を選びました。昨日の走行の結果フロントが厳しかったので、ブリヂストンとも相談して判断しました」と語った。

「シーズンを通して、メルセデスベンツやAMG、ブリヂストンタイヤにお世話になりました。良いタイヤとクルマを用意してもらいました」

 蒲生も「レース自体は良い内容で、勝てたことで今年1年の集大成を見せることができたという点については、非常に良かったと思います」とレースを振り返った。

「今日のレースはメルセデスのクルマとブリヂストンタイヤがすごく良くて、最後の最後まで諦めずにフルプッシュし続けられるパッケージだったので、最後に追いついて抜くことができました。感謝しています」

 14ポイント差を逆転してのチャンピオンを目指していた#65 LEON CVSTOS AMG。そのために必要だった優勝は果たした。しかし、ポイントリーダーの#4 グッドスマイル初音ミク AMG3位に入ったことでチャンピオンを獲得。#65 LEON CVSTOS AMG5ポイント届かなかった。

 第5戦富士での接触、第7戦タイでのペナルティなど最終的には2度のノーポイントが響いた形だが、黒澤はイギリスF3に参戦していた時代にかけられた”This is race”という言葉を胸に、来年さらに強くなって帰ってくると誓った。

「ふたりでミスなく戦った結果がランキング2位だったんですけど、今年はブリヂストンにスイッチした初年度だったので、トラブルも色々ありました」

「イギリスに行った時に言われた言葉がいつも心に残っています。それは”This is race”という言葉で、すべてを含めてレースなんです。タラレバはありますけど、それも含めてレースだと踏まえて、すべてを受け入れていく。ドライバーやチームなど総合的な部分で力が劣っていたのかなと思っています

「ただ、シーズン最後に勝つことができましたし、ブリヂストンとマシンの合わせこみができてきたというのが正直なところです。(蒲生)尚弥選手も速いドライバーになっていますし、僕も彼を見習って、データを活かしながら走っている部分もあります」

「今日のレースは、そういう意味で来年につながるレースで良かったんじゃないかなと思います。ウチのチームは来年もっと手強いと思いますよ」

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 Rd.8 ツインリンクもてぎ
サーキット ツインリンクもてぎ
記事タイプ 速報ニュース