ついにGT500へステップアップ! 高星明誠「ずっと憧れていた場所」

今年はGT500クラスにステップアップする高星明誠が、フル参戦1年目となるシーズンに向けて意気込みを語った。

 今年GT500クラスにステップアップし、フル参戦1年目のシーズンに挑む高星明誠が意気込みを語った。

 昨年、全日本F3選手権で7勝を挙げシリーズチャンピオンを獲得した高星。この成績も評価され、2018年はGT500クラスのシートを掴むことになった。加入するのは近藤真彦監督率いるKONDO RACING。チームメイトは今年でGT500は13シーズン目となるジョアオ・パオロ・デ・オリベイラだ。

 2月24日に日産グローバル本社ギャラリーで行われた体制発表会に高星も出席。ずっと憧れていたというGT500クラスへのフル参戦が決まり、感慨深い表情を見せた。

「ずっと憧れていた場所なので、GT300からステップアップできて嬉しいです。(相方の)JPさんも、フォーミュラ(2010年のフォーミュラ・ニッポン)でチャンピオンを獲っていますし、速さはすごいあることは知っているので、一緒に力を合わせて頑張っていきたいなと思います」

 チームは体制発表に先立ち、2月上旬にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われたテストに参加し、好タイムを記録したという。これには、高星も手応えを掴んでいる様子だった。

「(セパンでのテストは)良かったと思います。良いタイヤもありましたし、僕は(昨年)12月のテストも行っていて、2月もマレーシアに行きましたが、新しいエアロパッケージはダウンフォースも増しているのが分かりましたし、このままの調子で国内のテストも進めていければ良いなと思っています」

 チームを率いる近藤監督も、高星に対して期待しているところが多いようだ。そして、旧知の仲であるオリベイラとのやり取りなどを披露。「JPはすごくドライバーを見る目があって、セパンテストでも『高星はどうだ?』と聞いたら、『すごく速いよ』と高星のことを褒めていたんですね。それが一番嬉しかったですね」と語った。

 そのオリベイラも体制発表会に登場。近藤監督がコメントした通り、高星のパフォーマンスを高く評価していた。

「素敵なチームメイトだと思う。先日マレーシアのテストに行ってきたけど、高星選手はとても速いよ。インフォーメションも的確に伝えてくれるしね。GT500で本格的に走るのは初めてなのに素晴らしいと思う。ただ昨年までとは違って新しい環境なので、きっと緊張するところもあるだろう。その点では、僕は長年やっているので、彼の手助けができればなと思っているし、いつでも相談に乗ってあげたいなと思う」

 またセパンでのテストについてオリベイラは慎重な意見で、開幕までにまだまだ解決したい課題が多いようだ。

「セパンのテストではラップタイムは良かったね。でも、それぞれ行なっていたメニューが違うから、単純にライバルと比べての速さの比較は難しい。でも、僕たちにとってはポジティブなテストだった。セットアップも新しい方向性のものを見付けた。タイヤの開発については、もっとやらなければいけないことがある。特にロングランのペースが少し不足していたから、そこを改善していきたい」

 高星は2016年の第6戦鈴鹿1000kmに、その前戦でクラッシュを喫して負傷欠場を余儀なくされた千代勝正の代役として46号車にエントリー。長丁場でぶっつけ本番のレースだったが、それを感じさせないドライブを披露し、見事3位表彰台を獲得した。それだけにフル参戦となる今年は注目度が集まっている。

 高星は改めて、本格的なGT500デビューイヤーに向けて“まずは1勝目を狙う”と力強く意気込みを語った。

「僕としてはチャンピオンというよりも、まずは1勝というのを考えています。それが実現できれば、いろいろなところで良い方向に向いて行ってくれると思う。まずは1勝という目標を掲げて、チームやJPさんと一緒に頑張っていきます」

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この記事について
シリーズ スーパーGT
ドライバー ジョアオ・パオロ・デ オリベイラ , 高星 明誠
チーム Kondo Racing
記事タイプ 速報ニュース