【スーパーGT】オートポリスFP:100号車NSXが頭ひとつ抜け出し首位

スーパーGT第3戦オートポリスの公式練習が行われ、#100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/伊沢拓也)が2番手以下に0.761秒の差をつけ首位となった。

 スーパーGT第3戦オートポリスの公式練習が行われ、GT500クラスは#100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/伊沢拓也)、GT300クラスは#18 UPGARAGE BANDOH 86(中山友貴/川端伸太朗)がトップとなった。

 第3戦の舞台は大分県にあるオートポリス。昨年は熊本地震の影響で開催が中止されたため、2年ぶりの開催となる。午前9時の公式練習のセッションスタートに先立ち、震災で犠牲になられた方に哀悼の意を表し、黙祷が捧げられた。

 気温18度、路面温度26度というコンディションでセッションがスタート。多くのマシンが早速ピットを後にした。

 セッション序盤は、#17 KEIHIN NSX-GTや#8 ARTA NSX-GT、#100 RAYBRIG NSX-GTといったNSX-GTが積極的に周回。なお、今回NSX-GTのミッドシップウエイトハンデが15kg軽減されている。

 セッション開始25分、#35 ARTO 86 MC 101のナタウッド・ジャルーンスルカワッタナがスピン。マシンが動けなくなってしまったため、赤旗が出されセッションが中断となった。なお#35 ARTO 86 MC 101は自走でピットに戻っており、マシンに大きなダメージはなさそうだ。

 この時点で、トップは1分35秒373をマークした#100 RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴。2番手は前戦富士で優勝した#38 ZENT CERUMO LC500の立川祐路がトップと0.5秒差につけた。3番手は#23 MOTUL AUTECH GT-Rのロニー・クインタレッリとなった。

 GT300クラスは、#25 VivaC 86 MCがトップ。#55 ARTA BMW M6 GT3、#65 LEON CVSTOS AMGが2番手、3番手に続いた。

 セッション開始33分過ぎからセッション再開。各車が走行を開始したが、直後に小暮卓史がドライブする#17 KEIHIN NSX-GTがターン1のブレーキングで激しくタイヤをロック。スモークを上げながらグラベルに逃れたが、右フロントタイヤが壊れているようで、スロー走行でピットを目指した。

 セッション開始50分、#35 ARTO 86 MC 101が再びスピン。ナタポン・ホートンカムがドライブしていたが、第1ヘアピンの進入からリヤタイヤを滑らせてしまったようだ。ただ、なんとかコースに戻ることができた。しかしその直後、#48 植毛 GT-Rの高森博士がターン3で止まりきれず、グラベルでマシンストップ。セッションは再び中断となった。

 この段階で、GT500クラスは#38 ZENT CERUMO LC500の前に#8 ARTA NSX-GTが浮上し、2番手となった。4番手以下には#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R、#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R、#23 MOTUL AUTECH GT-R、#12 カルソニック IMPUL GT-Rと、GT-R勢が固まった。

 GT300クラスもトップは変わらず。ただ、2番手には開幕戦ウイナーの#4 グッドスマイル 初音ミク AMGが顔を出し、3番手には#61 SUBARU BRZ R&D SPORTが浮上してきた。

 セッション開始60分からセッションが再開された。#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3は、大外からターン1にアプローチするも、アウト側のタイヤを芝に落とし挙動を乱してグラベルに逃れる場面もあった。

GT300:#18 UPGARAGE BANDOH 86がトップ

 結局トップ3は変わらず、GT300クラスの占有走行がスタートした。#5 マッハ車検 MC86 GTNETの坂口夏月が、22番手から8番手に浮上。#18 UPGARAGE BANDOH 86の中山友貴もタイムを更新し1分44秒881でトップに立った。#65 LEON CVSTOS AMGの蒲生尚弥、#11 GAINER TANAX AMG GT3のビヨン・ビルドハイムもタイムを伸ばしたが、中山にはおよばず。結局#18 UPGARAGE BANDOH 86がトップでセッションを終えた。#25 VivaC 86 MCは4番手、#4 グッドスマイル 初音ミク AMGは5番手となった。

GT500:#100 RAYBRIG NSX-GTの山本が後続を一歩抜け出す

 GT500の占有走行が始まると、#46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rの千代勝正が1分35秒251をマークしトップに浮上。#1 DENSO KOBELCO SARD LC500の平手晃平も2番手に入った。

 ただ、それ以上に速かったのがNSX-GT勢。山本が駆る#100 RAYBRIG NSX-GTの1分33秒783を筆頭に、#17 KEIHIN NSX-GTの小暮、#8 ARTA NSX-GTの小林崇志が一時トップ3を独占した。山本は、2番手小暮に0.761秒の差をつけている。

 レクサス勢は、まだそれほどウエイトが重くない#36 au TOM’S LC500のジェームス・ロシターが3番手に入り、NSX-GT勢のトップ3独占をなんとか阻止。ウエイトハンデが60kgに達し、今回から燃料リストリクターが搭載されている#6 WAKO’S 4CR LC500の大嶋和也が5番手に食い込んでいる。#38 ZENT CERUMO LC500は9番手、ポイントリーダーの#37 KeePer TOM’S LC500は14番手となった。

 GT-R勢は6番手の#46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rが最高。10番手に#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R、11番手#12 カルソニック IMPUL GT-R、12番手#23 MOTUL AUTECH GT-Rと同じような位置に固まった。

 ホンダ勢は#100 RAYBRIG NSX-GTが抜けているが、2番手#17 KEIHIN NSX-GT、4番手#8 ARTA NSX-GTと好調。#16 MOTUL MUGEN NSX-GTは8番手とまずまずだが、#64 Epson Modulo NSX-GTが最下位に沈んだのが気になるところだ。

 NSX-GTの躍進を予感させるセッションとなったが、まだウエイトが軽いLC500勢も虎視眈々と上位を狙っている。注目の予選は、この後13時30分からスタートする。

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スーパーGT第3戦フリー走行 GT500クラス タイム結果
1. #100 RAYBRIG NSX-GT/1'33''783
2. #17 KEIHIN NSX-GT/1'34''544
3. #36 au TOM’S LC500/1'34''741
4. #8 ARTA NSX-GT/1'34''797
5. #6 WAKO’S 4CR LC500/1'34''948
6. #46 S Road CRAFTSPORTS GT-R/1'35''251
7. #1 DENSO KOBELCO SARD LC500/1'35''339
8. #16 MOTUL MUGEN NSX-GT/1'35''368
9. #38 ZENT CERUMO LC500/1'35''444
10. #24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R/1'35''495
11. #12 カルソニック IMPUL GT-R/1'35''560
12. #23 MOTUL AUTECH GT-R/1'36''250
13. #19 WedsSport ADVAN LC500/1'36''331
14. #37 KeePer TOM'S LC500/1'36''362
15. #64 Epson Modulo NSX-GT/1'37''205

スーパーGT第3戦フリー走行 GT300クラス タイム結果

1. #18 UPGARAGE BANDOH 86/1'44''881
2. #11 GAINER TANAX AMG GT3/1'45''054
3. #65 LEON CVSTOS AMG/1'45''071
4. #25 VivaC 86 MC/1'45''102
5. #4 グッドスマイル 初音ミク AMG/1'45''190
6. #61 SUBARU BRZ R&D SPORT/1'45''256
7. #55 ARTA BMW M6 GT3/1'45''291
8. #5 マッハ車検 MC86 GTNET/1'45''307
9. #52 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC/1'45''575
10. #3 B-MAX NDDP GT-R/1'45''585
11. #2 シンティアム・アップル・ロータス/1'45''612
12. #51 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3/1'45''758
13. #33 D’station Porsche/1'45''818
14. #31 TOYOTA PRIUS apr GT/1'45''915
15. #10 GAINER TANAX triple a GT-R/1'46''002
16. #7 Studie BMW M6/1'46''012
17. #60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3/1'46''077
18. #30 TOYOTA PRIUS apr GT/1'46''086
19. #360 RUNUP GT-R1'46''380
20. #21 Hitotsuyama Audi R8 LMS/1'46''463
21. #50 Ferrari 488 GT3/1'46''485
22. #9 GULF NAC PORSCHE 911/1'46''668
23. #88 マネパ ランボルギーニ GT3/1'46''678
24. #117 EIcars BENTLEY GT3/1'47''131
25. #87 ショップチャンネル ランボルギーニ GT3/1'47''245
26. #26 TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA/1'47''530
27. #11 GAINER TANAX AMG GT3/1'47''589
28. #48 植毛 GT-R/1'48''008
29. #35 ARTO 86 MC 101/1'48''550
30. #22 アールキューズ SLS AMG GT3/1'50''338

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 Round3 Autopolis
サーキット オートポリス
記事タイプ 速報ニュース