【スーパーGT】“ジェイビー”メット復活! バトン「思い出のデザイン」

鈴鹿1000kmに#16 MOTUL MUGEN NSX-GTからスポット参戦するジェンソン・バトンは、ファンの投票で選ばれた思い出のヘルメットで臨む。

 26日に開幕するスーパーGT第6戦鈴鹿1000km。今週末、#16MOTUL MUGEN NSX-GTからスポット参戦するジェンソン・バトンは、ファンからの投票で選ばれたスペシャルデザインのヘルメットで、週末のレースに挑む。

 バトンの鈴鹿1000km参戦が発表され、最初に参加したタイヤテスト終了直後に、自身のSNSを利用して、ファンにどのデザインのヘルメットで走ってほしいか投票を呼びかけた。

 ノミネートされたのは、『2009年にブラウンGPでワールドチャンピオンに輝いた時の黄色と黒のデザイン』『2011年のF1日本GPで使用した“ジェイビー”と描かれたデザイン』『2014年のピンク』『テストでも使用していたユニオンジャックカラーのスタンダードデザイン』の4択。その結果、2011年に鈴鹿で勝った時のヘルメットが選ばれた。

 各チームの搬入作業が進む金曜日には、そのヘルメットが完成し、スーパーGT用にエアコンの空気を取り入れるダクトも付けられたヘルメットがTEAM MUGENのピットに用意されていた。

ジェンソン・バトンの鈴鹿1000km仕様ヘルメット
ジェンソン・バトンの鈴鹿1000km仕様ヘルメット

Photo by: Takahiro Masuda

 基本的には、当時と同じシルバーと白がメインで、左右にはカタカナで大きく“ジェイビー”と描かれている。後頭部はスタンダードの場合はユニオンジャックが入っているが、日の丸になっている他、頭頂部には、通常ならF1で彼が選択していた「22」が入れられていたが、今回は16号車に乗るとあって「16」に変更されていた。

 24日に都内で行われたファンミーティングに出演したバトンは、そこでのトークショーで、今回のヘルメットデザインに関する思い出などを、このように語った。

「当時と全く同じではなく、エアコンの吸気ダクトがついていたりするけど、カラーリングは当時とほとんど一緒だよ」

「2011年のデザインで、これで日本GPでも優勝した思い出のあるヘルメットだね。6月のテストが終わった時にファンに投票してもらって、これが選ばれた。自分も気に入っているデザインの一つだし、これを選んでくれたファンの皆のために、今週末はこのヘルメットを被りたい」

「F1に参戦していた時は、ヘルメットには“JB”とアルファベットで入れていて、基本的にこれを変えることはなかった。もちろん色を変えたり、今回のように何かを付け加えたりはしていたよ。今回は日本語(カタカナ)で“ジェイビー”というデザイン。日本でのレース、そして鈴鹿1000kmで戦うスペシャルなものになっているよ」

 バトンはレーシングカート時代から鈴鹿サーキットでレースをしていた経験があり、2000年からF1への参戦を開始すると、フルコースでの経験はなかったにも関わらず、予選・決勝ともに5番手を勝ち取る活躍を見せた。

 彼にとって鈴鹿サーキットは、攻略が難しい攻めがいのあるコースであるとともに、日本GPは特別な思い出が非常に多いレースだったと語った。

「初めて鈴鹿を走ったのは1996年。レーシングカートで南コースで走ったよ。カートでは2年走り、いい思い出ばかりだった。F1では2000年に初めて走って、予選は5位、決勝も5位だった。でも、自分にとっては物凄く特別な1戦だったよ。鈴鹿のフルコースは初めてだったし、難しいコースで、とてもタフだったのを覚えているよ」

「ターン2(2コーナー)からターン7(ダンロップ)まで、S字区間はとにかく難しかった。だからこそ、鈴鹿が好きな理由でもあるけどね」

「もう一つの思い出は、やっぱり2011年にマクラーレンで優勝した時だよね。あの時はフェルナンド・アロンソ、セバスチャン・ベッテルの競い合っての勝利だったし、自分のキャリアの中で挙げた勝利の中でもベストなものだったね」

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 Rd.6 鈴鹿1000km
サーキット 鈴鹿サーキット
記事タイプ 速報ニュース