【スーパーGT】中山雄一「山口に拠点を移す。気合いは入ってます!」

JMS P.MU LM corsaに移籍し2017年シーズンを戦うことになった中山雄一に、今季に賭ける意気込み、そしてRC F GT3の手応えを訊いた。

 中山雄一は、 JMS P.MU LM corsa RC F GT3を駆り、今季のスーパーGTを戦うことになった。すでにニューマシンであるレクサスRC F GT3で富士スピードウェイを走ったという中山は、その第一印象は非常にポジティブだったと、大阪オートメッセで行われたトークショーで語っていた。

「とてもポテンシャルを感じました。すごく乗りやすくて、マイルドな乗り味だったので、これから楽しみです」

 トークショー終了後の中山に、さらに話を訊いた。中山はRC F GT3のどんなところにポテンシャルを感じたのだろうか?

「自分が思った通りに、クルマが動くかどうかというところなんです。自分の経験値が上がったということもあると思いますが、クルマのクセが突出していないんです」

 そう中山は語る。

「ブレーキング時の挙動が不安定だったりすることもないですし、ハンドルのタッチも良いんです。もっと言えば、ハンドルの形とか、コクピットから見える景色とか、そういう点にも変なところがない。すごくナチュラルなんです」

 欠点がない。レクサスRC F GT3の良さは、そう言うことができそうである。しかし、長点はないのだろうか? 「プリウスとの比較であれば」という条件で、中山はこう語ってくれた。

「プリウスとの比較しかできないのですが、エンジンのサイズが違うので、低速からのトルクがものすごく強く感じます。プリウスのエンジンは高回転型なので、トルクが少ない。なので、頑張って車速を落とさないように走っていました。それに比べると、しっかり加速して行ってくれるんで、そこはすごく楽になったと思います。その特性に合わせるセットアップと、タイヤ開発をしていかなきゃいけないと思います」

「でも、低速コーナーだけじゃなく、高速コーナーも速い。ちゃんと空力効果が出ている感じがします。クルマの剛性も高く、捩れることもない。そう言う意味でも乗りやすいと思います」

 今季のLMcorsaはレクサスRC F GT3の2台体制となる。しかし、装着するタイヤは異なる。飯田章と吉本大樹が乗る60号車SYNTIUM LM corsa RC F GT3はヨコハマタイヤを履くが、中山が坪井翔と走らせる51号車は、ブリヂストンタイヤを履くのだ。

 これまで、プリウスGT時代にも一貫してブリヂストンタイヤを使ってきた中山は、「タイヤの特性は熟知している」とトークショーで断言していた。これについても、もう少し掘り下げて尋ねてみた。

「富士のテストでは、プリウスとRC F GT3の違いを感じることができました。そのテストでは、(ブリヂストンタイヤが)マッチしていないと感じるコーナーもありました。しかし昨年(ブリヂストンタイヤを履いていた)BMW(#55 ARTA BMW M6 GT3)が優勝しています。だから、なぜマッチしていなかったのかというところを話し合って対策していけば、プリウスよりもパワーがある分、楽になると思っています」

 中山は今季、スーパーフォーミュラに参戦せず、スーパーGTに集中するという。

「スーパー耐久とインタープロトには出ますが、活動の拠点はチームの本拠地である山口県に移ります。それに合わせて、僕も山口に引っ越すので、気合は入っています」

【関連ニュース】

【スーパーGT】LMcorsaが2017年体制発表。飯田「ポテンシャルを発揮できれば面白い」

 【デイトナ24h】レクサスRC F GT3初戦「BOPの設定が苦しかった」

【スーパーGT】GAZOO、"LEXUS RC F GT3"の投入を発表

【スーパーGTもてぎ】中山「昨日のマシントラブルを乗り越えた。ポールポジションが嬉しい」

【スーパーGT富士】まだまだ発展途上。「感動的」に軽くなった新型プリウスGT

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ スーパーGT , General
ドライバー 中山 雄一
記事タイプ 速報ニュース