【スーパーGT】中山「昨日のマシントラブルを乗り越えた。ポールポジションが嬉しい」
もてぎラウンドレース2予選は、#31 TOYOTA PRIUS apr GTがトップタイムを記録した。

11月13日日曜日スーパーGTもてぎラウンドレース2予選GT300クラスでは、#31 TOYOTA PRIUS apr GTがポールポジションを獲得した。
もてぎラウンドの3日間でも晴天に恵まれたレース2の予選では、ドライタイヤでのドライブがほぼ初見のドライバーが多くいた。その中でも31号車を駆る嵯峨宏紀と中山雄一のコンビは激戦のGT300予選でトップに躍り出た。
現在ポイントランキング4位の#31 TOYOTA PRIUS apr GTは、トップとのポイント差が14ある。自力タイトルは不可能だが、もしポールトゥウィンを果たすことができ、#25 VivaC 86 MCが3位以下になればタイトルを獲得することができる。
31号車のふたりが最終戦決勝に向けて次のようにコメントした。
嵯峨宏紀
「今週は金曜日のコンディションがあまり良くなくて、ドライタイヤの確認がほぼできないという状況でした。僕たちにとっては未知数の部分が多かったのですが、昨日の予選では状況がわからない中で(今日は)中山選手に走ってもらいました。昨日はトラブルもありましたが、まだまだあきらめるわけにはいかないので、頑張った甲斐があったと思います。ただ、まだ決勝レースが終わったわけではないので、ここで気を緩めず、戦って行きたいと思います。ここまで来たら、あとは僕たちのレースをするだけです」
中山雄一
「いつもQ1ではタイムを出すことはできていたのですが、こうしてポールポジションが獲ることが出来てとてもうれしいです。昨日のレースが終わってからマシントラブルが見つかり、aprの工場からパーツを届けてもらって修復しました。その甲斐あってか今朝の走行ではブリヂストンタイヤも路面にマッチしており、クルマの持てる性能を存分に発揮させることができたと思っています。ただ、今回もタイヤ無交換作戦じゃないと勝負にならないですね。でも、勝ちに行きますよ」
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