【スーパーGT】優勝の38号車、立川祐路「次戦のオートポリスも得意」

スーパーGT第2戦富士500kmレースで優勝を果たした#38 ZENT CERUMO LC500の立川祐路は、開発陣とチームへの感謝を口にした。

 スーパーGT第2戦富士500kmレース、ポールポジションから優勝した#38 ZENT CERUMO LC500の立川祐路は、レクサス開発陣とチームに感謝を口にしながら、次戦オートポリスへの自信もうかがわせた。

 ポールポジションからスタートした#38 ZENT CERUMO LC500は、序盤他のレクサス勢を引き離せなかったものの、後続の接触などもあり2回目のピット作業を終えて15秒以上の差をつけてトップ。そのまま後続との差をコントロールしながら、優勝を果たした。

 第2スティントを担当した石浦宏明は、自身のアウトラップが重要になると見越し、フリー走行から冷えたタイヤでのアウトラップを練習していたと明かした。

「立川選手の走行している(第1スティントの)セクタータイムをみて、簡単に勝てそうにない、厳しい戦いになるなと覚悟しました」

「昨日(予選日)の時点から、自分のアウトラップが大きな要素になるなと思い、フリー走行からコールドタイヤでのアウトラップを練習していました。その成果が出せて、納得ができる走りがありました」

「周回遅れでタイムをロスしたりもしましたが、立川選手にできる限りのマージンを渡すべく、自分の走りに集中しました」

「今回にかける意気込みが結果につながったので嬉しいです。CERUMO · INGINGとしても(#51 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3がGT300クラスで優勝し)最高の1日になりました。両方のクルマを開発した隣のお方(立川)のおかげです」と、立川が開発に携わったRC F GT3を走らせている”兄弟”チームで優勝を果たした今回のレースを祝した。

 その立川は前日の予選会見と同様、レクサス開発陣とチームに対する感謝を述べた。

「まずはこの富士でも速く強いクルマを作ってくれたLC500の開発陣に感謝します。それに、そのクルマをきちんと完璧に仕上げて、レース中もトラブルやピット作業のミスなくこなしてくれたチームに感謝します」

「スタートからできるだけ逃げたいという思いもあったんですけど、周りのレクサス勢も僅差で、すごく大変な序盤になりました。GT300が現れてからは、それをうまく処理していくことに専念しました」

「後ろとの間隔を保ったまま、第1スティントを終えて石浦にバトンタッチに代わったんですけど、彼が頑張ってくれて状況も味方して、10秒以上のマージンができてマシンを確実にゴールに運ぶだけだったので最後のスティントは楽をさせてもらいました」

 今回のレースで、ランキング3位に浮上した#38 ZENT CERUMO LC500。獲得ポイントは29点となり、ウェイトハンデは50kgを超えた。そのため、ランキングトップの#37 KeePer TOM'S LC500(31点)、2位の#6 WAKO’S 4CR LC500(30点)と同様、次戦オートポリスからは燃料リストリクターを取り付けることになる。

 石浦はこの状況は想定済みであり、「LC500は決勝で強さを発揮出来るクルマですし、ポールポジションは難しいかもしれないですけど、決勝で強いレースができれば表彰台を目標に走ることはできる」と自信をにじませた。

 立川は「燃料リストリクターが入る分、ウェイトはそんなにかさまないので、オートポリスに関してはそこそこいけるんじゃないかなと思います」と語った。

「あそこはストレートというよりはコーナーが多いので、最小限のロスでいけるんじゃないかなと思っています」

 ふたりは、昨年は熊本地震の影響があってレースができなかった、オートポリスへの意気込みを語った。

 立川は「オートポリスは、僕がものすごく好きなサーキットで、実はだいぶ得意なところです。去年レースができなかったのは、非常に残念でした。ドライバーにはチャレンジングで、みんなが好きなサーキットです。みんなで良いレースをしたいと思うので、九州のファンに是非応援に来ていただきたいですね」とコメント。

 父親が熊本出身で多くの親戚も応援に来てくれるという石浦も、「今年は楽しみにしてくれているファンがいっぱいいると思うので、オートポリスでレースができることが嬉しいし、ポイントランキング上位でいけるところも嬉しいです。また良い走りがしたいなと思います」と語った。

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 Round2 Fuji
サーキット 富士スピードウェイ
記事タイプ 速報ニュース