【スーパーGT】初ポールの山本尚貴「伊沢選手の助言で落ち着けた」

スーパーGT第3戦オートポリス、GT500クラスは#100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/伊沢拓也)がライバルを圧倒し、ポールポジションを獲得した。

 2017年のスーパーGT第3戦オートポリス、GT500クラスは#100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/伊沢拓也)がポールポジションを獲得。朝の公式練習から全セッションでトップタイムをマークし、ライバルを圧倒した。

 #100 RAYBRIG NSX-GTは朝の公式練習から調子が良くトップタイムを記録した。予選Q1では伊沢が1分34秒333を叩き出すと、Q2はプレッシャーがかかる中、山本が見事に1ラップをまとめ上げ、1分33秒740を記録。チームクニミツに2008年の鈴鹿1000km以来となる9年ぶりのポールポジションをもたらした。

 Q1を担当した伊沢にとって、チームクニミツでは初のポールポジションとなる。

「今シーズンのここまでのことを考えれば、今回の結果は嬉しいです。事前テストや朝の公式練習から、自分たちが調子が良いのはわかっていたので、予選ではプレッシャーがあって、緊張した部分はありましたが、2番手にちゃんとタイム差をつけて山本選手にバトンを渡せたので、自分にとっても良い予選だったなと思います」と、伊沢はセッションを振り返った。

 伊沢の好タイムと、Q1での状況のフィードバックを受け、マシンに乗り込んだ山本。彼もスーパーフォーミュラでは何度もポールポジションを獲得しているが、実はスーパーGTでは2013年のJSF-GPでポールポジションの経験があるものの、公式戦でのポール獲得は初めてだった。

「伊沢選手からのアドバイスを受けてQ2に向かったのですが、朝の公式練習と比べるとクルマのフィーリングが少し違ったので、セクター1と2では戸惑ったところはありました。途中から伊沢選手のアドバイスを思い出してセクター3に入ったら、このタイムを出せましたし、しっかりと結果に結びついたかなと思います」

「こうして伊沢選手と一緒にとることができたのが嬉しいですし、この結果を与えてくれたチームと研究所の皆なに感謝したいです」と、コメント。

 4月に行われたタイヤテストでもトップタイムを記録し、今週末も好調で本命になるのではないかと思われていた#100 RAYBRIG NSX-GTだが、今朝のフリー走行から常にライバルを0.5秒以上圧倒。大方の予想通りという結果になった。この辺に関しては、オートポリスでのテストがきっかけになっていたとのこと。

「今年チームの体制が変わって、このオートポリスのテストぐらいから、色んなものがうまく回り始めて、その結果がタイムにつながってきはじめました。それがこの結果につながったというのと、そこでチームとうまくコミュニケーションがとれたということが、大きかったです」と伊沢。

 山本も「テストからセッティングも大きく変えたら、ラップタイムもすごく上がりましたし、やっぱり調子の良いクルマが手に入ると、メカニックさん含めてチーム全体のモチベーションも上がりますし、テストのメニューの組み立て方もスムーズになっていきます。それがホンダ陣営の中でもうまく行っているポイントだと思います」と確実な手応えを感じている様子だった。

 ポールポジションから迎える明日の決勝。山本は「明日の最大の敵はピックアップだと思います。それさえなければ、いけると思います。勝つためには運も必要なので、明日うまく組み立てていきたいです」とコメント。

 伊沢も「想像以上に、調子が良くて戸惑っているくらいです。心を落ち着かせて臨みたいですし、ここまで来たら勝ちたいです」と、勝利への思いを語った。

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 Round3 Autopolis
サーキット オートポリス
記事タイプ 速報ニュース