【スーパーGT】初優勝目指した7号車Studie、悔しい6位に終わった理由

第5戦富士、#7 Studie BMW M6(ヨルグ・ミュラー/荒聖治)は、予選2番手から6位でレースを終えた。その原因は、タイヤが大きな割合を占めていた。

 スーパーGT第5戦富士、予選2番手を獲得した#7 Studie BMW M6(ヨルグ・ミュラー/荒聖治)は、レースでも2番手をキープし、上位の中では早めの23周目にピットイン。4輪ともタイヤ交換を実施しコースに戻るが、全車がピットインを終えた頃には6番手まで後退してしまっており、結局そのままのポジションでチェッカーを受けた。

 好位置からのスタートだっただけに、チームにとっての初優勝を目指していたBMW Team Studieの鈴木康昭監督は、レース後はさすがにがっかりした様子だった。#7 Studie BMW M6がピットストップ後に順位を落としていってしまった理由のひとつとして、タイヤに関係するトラブルに見舞われていたことを鈴木監督は明かした。

「ひとつ大きかったのは、第1スティントが終わってヨギー(ミュラー)に変わってすぐに、タイヤの空気圧を測るセンサーの、右リヤの数値がゼロになってしまったんです」

「ちょうどそれと同じようなタイミングでピックアップを拾ったようなんです。タイヤがパンクしたのか、ピックアップを拾っただけなのかわからなかったところに内圧がゼロ表示になってしまったから、ピットに戻るか戻らないかでちょっとスローダウンして、7秒を失っているんです。その後はセンサーも回復しましたが、まずそれがちょっと大きいです」

 偶然が重なり貴重なタイムをロスしたが、ライバルたちと比べてタイヤに苦しんでいたこともポジションダウンの原因だったという。

「その7秒に加えて、プリウス(#31 TOYOTA PRIUS apr GT/3位)はタイヤ無交換、BRZ(#61 SUBARU BRZ R&D SPORT/4位)とガルフ(#9 GULF NAC PORSCHE 911/5位)は2輪交換。そこでうちの作業時間との違いで10秒くらい稼がれているので、逆転されました」

「現状ではタイヤへの攻撃性が高くて、うちは4輪交換しか手がないのが現実です」

「レース前半、予選で使ったソフトタイヤで20周ちょっとしか走れないんですよ。後半は硬めのコンパウンドにしているんだけど、トップ2台のペースよりはコンマ5秒くらい遅かったです」

「もしそのタイヤの”7秒”がなくても、5位とはそれ以上の差(10.710秒差)があります。そういう意味では、1位と2位にはペースで追いついていけなかった。3~5位にはピットの作戦でやられた、という6位でした」

 次戦は8月27日に決勝が行われる鈴鹿1000km。2016年はエンジントラブルで決勝に出走できなかったが、チームにとっては2014年に3位、2015年に2位と結果が残っているレースでもある。

 鈴木監督も「去年以外は、非常にゲンの良い1000kmレースですし、骨太なヨーロッパ車らしい、頑丈なところを見せつけられるレースなので、楽しみにしています。頑張ります」と意気込みを語った。

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 Round5 Fuji
サーキット 富士スピードウェイ
記事タイプ 速報ニュース