【スーパーGT】可夢偉、決勝1スティント担当も「遅かったですね…」
第6戦鈴鹿1000kmに参戦した小林可夢偉は、決勝で#19 WedsSport ADVAN LC500を21周ドライブした。







鈴鹿サーキットで行われた2017年スーパーGT第6戦鈴鹿1000km。2番グリッドからスタートした#19 WedsSport LC500は5位でフィニッシュ。初めてGT500に参戦した小林可夢偉も1スティントを担当した。
#19 WedsSport LC500は2番手からスタート。関口雄飛、国本雄資の順でバトンを繋いでいき、2番手を走っていた56周目にピットイン。今回スポット参戦となった小林可夢偉がマシンに乗り込んだ。
しかし、全体的にペースを上げることができず、#64 EPSON Modulo NSX-GTと#1 DENSO KOBELCO SARD LC500の先行を許し5番手へと後退。その後も後続からの猛追を抑えるレースとなってしまった。
それでも大きなミスなく着実に周回を重ね、21周を走り終えたところでピットインした。後半の3スティントは関口と国本が交互に担当し、最終的に4位でチェッカーを受けた。
レースを終えた小林は「いやぁ、遅かったですねぇ」と開口一番。
やはり、事前のテストで思うように走り込めず、いろいろなシチュエーションで限界域まで攻めるのが難しかったようだ。
「まだまだ走り慣れていない部分があったので、(ピット作業後など)タイヤがグリップしないところで、自信を持って走れなかったのが響きました。全体的に良い感じにハマっていくことができなかったですね」
そう小林は語る。
しかし、混走に関しては、そこまで手こずることはなく、WECよりも簡単だったという。
「混走は全然問題なかったですが、GT300に引っかかるタイミングもあまり良くなかったです。WECの方が難しいなと思いました」
当初は最終スティントも担当するかと思われたが、エースの関口が乗り込み可夢偉は1スティント21周のみの走行となった。次回は、しっかり走り込んでマシンのことを分かった上での、彼の全開アタックを期待したい。
取材・執筆/吉田知弘
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この記事について
シリーズ | スーパーGT |
イベント | Rd.6 鈴鹿1000km |
サブイベント | 日曜日 決勝 |
ロケーション | 鈴鹿サーキット |
ドライバー | 小林 可夢偉 |