【スーパーGT】"悪い流れ"乗り越えた4号車「普通なら簡単に勝てた」

予選での赤旗や決勝中のセーフティカーなど、悪い流れを乗り越えた#4 グッドスマイル 初音ミク AMGは、見事な走りでGT300クラスの優勝を飾った。

 #4 グッドスマイル 初音ミク AMGの谷口信輝と片岡龍也は、公式テストからかなりの手応えを感じて岡山に乗り込んできた。ふたりは、イレギュラーだらけだった決勝を振り返り、何事もなければもっと簡単に勝てたレースだったと語った。

 開幕戦の決勝は、スタートの前から4台のNSX-GTがストップするなど、大波乱の展開。決勝中も、序盤に#52 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC、終盤に#50 Ferrari 488 GT3のクラッシュでセーフティカーが出場するなど、荒れたレースとなった。

 週末を振り返った片岡は「公式テストの時から、手応えは”少々”感じておりました。昨日から(岡山での走行が)始まって、優勝争いがかなり現実的に見えてきて、予選でも手応え通りの速さが発揮できました。ただちょっとポールポジションを獲れなかったのは悔しかったですが、その分も今日やってやろうというつもりで挑みました」と語った。

「ただポールスタートの#65 LEON CVSTOS AMGは同じ車両(メルセデスAMG GT3)なので、ペース的にも変わらないしパッシングも難しいので、できればスタートの混乱でいきたいと思っていたんですが、セーフティカースタートになってしまって。選んでいたタイヤが暖まりの悪いタイヤだったので、やっとスタートして暖まったなと思ったらまたセーフティカーが出てタイヤが冷えてしまったり、どちらかというと自分には良い方には働かず、ちょっと苦しかったです」

「前さえフタされなければ、チームも本当に乗りやすいクルマを作ってくれたし、ヨコハマタイヤさんも手応えのあるタイヤを用意してくれたので、楽しくドライブすることができました」

 勝つための準備が整った状態で乗り込んできたと語った谷口は、予選から決勝を見据えたタイヤ選択をしたと明かし、何事もなければ絶対に勝つという自信を持って決勝に臨んだとコメントした。

「ポールを獲るだけなら、もっと選択肢はあったんですが、決勝で勝つために固いタイヤを選びました。予選も赤旗が出たり、決勝中もセーフティカーでギャップがなくなったりと、チームとヨコハマタイヤがいい道具を用意してくれたのに、流れ自体は決して僕ら向きではなかったです。それをなんとか乗り越えて勝てたのが良かったと思います。本当にね、今回は我々のクルマにベストマッチなタイヤを用意してくれたのが、感謝の気持ちでいっぱいです」

「昨日の時点から何事もなければ、何かイレギュラーなことが起こらなければ絶対に勝つという自信がありました。だけど、イレギュラーだらけでした。スタート前から始まって、序盤も中盤も終盤も、どれだけイレギュラーがあるんだと。レースの時間が押したことで気温も下がり、タイヤは冷えていき苦しくなったり。普通にレースをやればもっともっと楽に勝てたんですけど、みなさんが見ている以上に余裕がない感じになってしまったレースでした。でも、勝っちゃいました!」

 今年10周年を迎えるグッドスマイル・レーシング。シーズン今後の意気込みを聞かれた谷口は「チームは2011年、2014年とチャンピオンを獲得しています。その流れでいうと今年はチャンピオンを獲る年ですので、我々が獲りたいと思います」と述べると、片岡も「今年のヨコハマタイヤさんはかなり期待できるんじゃないかなと思います。チームも10周年ということで、力を合わせてなんとか結果で華を添えたいなと思います」と語った。

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 Round1 Okayama
サーキット 岡山国際サーキット
記事タイプ 速報ニュース