【スーパーGT】日産陣営「全員の力を合わせてベースアップを目指す」

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【スーパーGT】日産陣営「全員の力を合わせてベースアップを目指す」
2017/02/19 8:10

日産/ニスモの2017年モータースポーツ活動発表会の中でドライバートークショーが行われ、陣営一丸となって王座奪還を目指すと誓った。

 日産/ニスモの2017年モータースポーツ活動発表会が横浜の日産グローバル本社ギャラリーで行なわれた。この発表会を受け、スーパーGTのGT500クラスに日産陣営として出走する8人のドライバーが登壇してのトークショーが行われ、会場に詰めかけた多くの”日産/ニスモファン”を楽しませた。

 今季からスーパーGTのGT500クラスは、車両レギュレーションが変更される。この変更は、ダウンフォースを25%削減することでコーナリングスピードを落とし、安全性を高めようというもの。しかし、すでに昨年までのマシンを超えるラップタイムを記録し始めているという。

 この新車NISSAN GT-R NISMO GT500の開発を担当したのは、今季も#23MOTUL AUTECH GT-Rに乗る松田次生と、ロニー・クインタレッリのふたりである。彼らは鈴鹿サーキットで最初にこの2017年型マシンを走らせたというが、当初はダウンフォースの低さにびっくりしたという。

 鈴鹿の130Rは、近年は多くのカテゴリーのマシンがほぼ全開でクリアするコーナーとなっていた。GT500もまた然りだが、シェイクダウン時にはふたり揃ってコースを飛び出してしまったという。

「最初は鈴鹿で乗りましたが、130Rで飛び出してしまいました。そのくらいダウンフォースが減りました」

 松田とクインタレッリはそう口を揃える。しかし、レーシングカー開発は日進月歩。現在までにかなりの進歩を遂げたという。これを実感したのは、#24KONDO RACINGのマシンに乗る佐々木大樹だ。佐々木は、新型のGT-Rに始めて乗った際の印象を次のように語る。

「ニスモの技術力は本当に高いです。(松田とクインタレッリが)良いクルマに仕上げてくれました」

 日産陣営4チームの中でも特に、佐々木が乗る#24KONDO RACINGのマシンは、一歩抜けた速さをはっきしているという。これは、ヨコハマタイヤとのマッチングが、高いレベルで実現されているからだと、チームの近藤真彦監督も自信を見せていた。

 しかし佐々木は、現状の戦闘力に満足しないと語る。

「今は速いかもしれませんが、開発を進めていきたい。そうすれば、今季はチャンスがあると思います」

 #46MOLAで2年目のシーズンを迎える千代勝正は、低くなったダウンフォースレベルへの対応について、次のように語った。

「ダウンフォースが足りないと感じる部分もありますが、自分のドライビングスタイルをアジャストしていきたいと思います」

 シーズンが開幕すれば、それぞれがチームのタイトル獲得を目指し、ライバルを蹴落とそうとするのが常だ。しかしレギュレーションが変わる今季は、まずは日産勢全員で力を合わせ、GT-Rのベースアップを図る必要があると一致団結して見せた。

 昨年は8戦中5勝を挙げながら、惜しくもタイトル獲得を逃してしまった日産陣営。今年はどんな活躍を見せるのだろうか?

 このトークショーでは、「ドライバーとしての職業病は?」「レーシングドライバーになっていなかったら……」などという質問に、ドライバーたちが答えるコーナーも実施。終始和やかなムードで行われた。

 なお、今季のGT500クラス、日産陣営のラインアップは以下の通りとなっている。

■スーパーGT GT500クラス
#23NISMO 監督:鈴木豊 ドライバー:松田次生/ロニー・クインタレッリ タイヤ:ミシュラン
#12TEAM IMPUL 監督:星野一義 ドライバー:安田裕信/ヤン・マーデンボロー タイヤ:ブリヂストン
#24KONDO Racing 監督:近藤真彦 ドライバー:佐々木大樹/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ タイヤ:ヨコハマ
#46MOLA 監督:大駅俊臣 ドライバー:本山哲/千代勝正 タイヤ:ミシュラン

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シリーズ スーパーGT
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