【スーパーGT】”王者”として開幕に挑む山下「ドライならぶっちぎる!」

2016年のGT300チャンピオンチームであるVivaC team TSUCHIYAのドライバーとして、2017年の開幕戦に挑む山下健太は、その意気込みを語った。

 昨シーズン、GT300クラスのチャンピオンに輝いた#25 VivaC 86 MCは、松井孝允と山下健太というラインアップで2017年シーズンに挑む。チャンピオンチームの一員として開幕戦に挑む山下に意気込みを聞いた。

 ドライバー兼メカニック、エンジニアとしてチームを牽引した土屋武士は、『若手に任せる時が来た』と語り第3ドライバーに。昨年の鈴鹿1000kmで第3ドライバーを務めた山下が、バトンタッチする形でチャンピオンマシンのステアリングを任され、松井とコンビを組むことになった。

#25 VivaC 86 MC:松井孝允, 山下健太
#25 VivaC 86 MC

Photo by: Motorsport.com

 岡山で行われたプレシーズンテストでは、#25 VivaC 86 MCがトップタイムを記録しているものの、開幕してみなければ真の序列はわからないと、山下は警戒を緩めていない。

「(岡山のテストは)トップタイムで終われたので悪くはないかなと。ただ、他チームもまだ全力ではなかったと思うので、それがどのくらいかは開幕してみないとわからないです」と山下は語った。

「こっちにもまだ余力はあるはずですけど、周りがどれくらい上げてくるか、ですね」

「マザーシャーシなんで、タイヤはあんまりタレないし、一発のグリップもそれなりにあるし、違和感なく乗れています」

 2015年、Excellence Porsche Team KTRでポルシェ 911 GT3のドライブを経験している山下だが、GT3車両とマザーシャーシの違いについて語ってくれた。

「ポルシェに乗ってた時は、タイヤが合わなかったのかもしれないですけど、すぐタレていました。基本的にコーナリング性能は全然違います。GT3よりはマザーシャーシの方がフォーミュラっぽい動きをします」

「ただ、GT3の方が電子制御はかなり優れていて、マザーシャーシにもついているんですけどABS(アンチロック・ブレーキ・システム)とか、トラクション・コントロールが全然違います。乗ってる分にはGT3の方が簡単かもしれないです。ただ、トータル的な速さでいくと、やっぱりマザーシャーシの方がちょっと速いのかなという気はします

 開幕戦岡山の車両搬入日である7日、開幕戦が行われる岡山国際サーキットは時折雨がパラつく、すっきりしない天候だった。レース週末の天気予報もはっきりせず、チームにとって悩みのタネになっていることだろう。山下は、開幕戦ドライでのレースを強く望んでいるようだ。

「晴れならぶっちぎりたいです。雨なら、多分ブリヂストン、ダンロップ勢がタイヤだけで1秒くらい速くなって、厳しい戦いになると思います。まあ、なんとかそこの間に割り込めるくらいの速さを見せられればなと思っています」と山下は語った。

「晴れて欲しいですね。開幕戦だし、晴れでやりたいです。微妙な天気予報なので、レース中にコンディションが変わると戦略や運で位置が大きく上下する。自分としては、(その状況でも)ミスをしないレースをすることですね」

【関連ニュース】

【スーパーGT】もてぎレース2決勝(GT300)#25 VivaC 86 MCが優勝!&タイトル獲得!

【スーパーGT】土屋武士「孝允を信じていた。自信を持ってステップアップして欲しい」

【スーパーフォーミュラ】”ルーキー”4人がSFの印象を語る。山下「スッゲー速い!」

【マカオF3】ダ・コスタが優勝し、マカオ2勝目を達成。山下は4位フィニッシュ

全日本F3チャンピオンの山下健太「最終戦のスタート前は特に緊張した」

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 Round1 Okayama
サーキット 岡山国際サーキット
記事タイプ 速報ニュース