【スーパーGT】鈴鹿決勝:折り返しを過ぎ、17号車KEIHIN首位快走

鈴鹿1000kmレースの半分である90周を過ぎて、GT500クラスは#17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/小暮卓史)がトップを快走している。

 2017年のスーパーGT第6戦鈴鹿1000kmの決勝。レースの半分である90周を過ぎて、GT500クラスは#17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/小暮卓史)がトップを快走している。

 朝から真夏日となり、気温30度、路面温度47度の中、12時30分に最後の鈴鹿1000kmがスタート。GT500クラスは#24フォーラムエンジニアリングADVAN GT-Rがポールポジションからスタートしトップを死守して1コーナーへ。序盤の2~3周は第1スティントを担当したジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが2秒近いリードを広げるが、10周をすぎたあたりからペースダウン。後続が一気に接近する。

 ここで速さを見せたのが3番手スタートの#17KEIHIN NSX-GT(塚越広大)。スタート直後は4番手に順位を下げたが、#64EPSON Modulo NSX-GT、#19WedsSport ADVAN LC500を抜いて12周目に2番手に浮上。そのまま13周目の西ストレートでインに飛び込み、トップに浮上した。

 その後、#24フォーラムエンジニアリングADVAN GT-Rのペースダウンが激しくなり、後続も急接近。15周目のヘアピン立ち上がりで#19WedsSport ADVAN LC500(関口雄飛)、#46S Road CRAFTSPORTS GT-R(千代勝正)が3台並んでいくが、千代が行き場を失ってしまい、イン側のスポンジバリアに接触。マシンのリアセクションを壊し、ピットイン。上位争いから脱落してしまう。

 今週末、#16MOTUL MUGEN NSX-GTは中嶋大祐がスタートドライバーを務め、25周目にピットイン。ジェンソン・バトンが乗り込む。しかし、ちょうどピットインしてきた#7Studie BMW M6 GT3と交錯してしまう。幸い接触はなかったが、アンセーフリリースを取られドライブスルーペナルティを受けることになってしまう。

 ピットアウト直後は3番手まで順位を上げていただけに痛恨のペナルティとなってしまったバトン。初めての本格的な混走にも苦戦し、何台かにパスされるが、ラップタイムは悪くなく、きっちり自分のスティントをこなした。

 トップにたった塚越は、ハイペースで周回を重ね、後続に10秒以上のリードを築き、30周終わりにピットイン。小暮卓史に交替。さらにリードを広げていきたいところだったが、43周目の最終コーナーに#3B-MAX NDDP GT-Rと#55ARTA BMW M6 GT3が接触。これで#55ARTA BMW M6 GT3がピット入り口部分でクラッシュ。コース上にマシンが止まったため、セーフティカーが導入された。

 48周目にレースが再開されるが、その時に#23MOTUL AUTECH GT-R(松田次生)と#12カルソニックインパルGT-R(安田裕信)が接触するなど、各所で細かなアクシデントやトラブルが続出する、波乱の展開となった。

 2番手を走る#19WedsSport ADVAN LC500は56周目にピットインし小林可夢偉が乗り込んで第3スティとを担当するが、なかなかペースが上がらず、後続のマシンに抜かれてしまい、5番手まで交替。予定より少し速い78周目にピットイン。関口雄飛に交替している。

 気温30度を超える真夏のレースとということもあり、中盤に入ると波乱が続出。ランキングトップを走る#36au TOM’S LC500(ジェームス・ロシター)は、ポジション争いをしていた#38ZENT CERUMO LC500(立川祐路)に追突。ポイント圏内を走行していた#36au TOM’S LC500だが、危険なドライブ行為としてドライブスルーペナルティを受けることになってしまう。

 さらに、#16MOTUL MUGEN NSX-GTは武藤英紀がドライブ中に左リアタイヤがパンク。幸いマシンに大きなダメージはなく、すぐにタイヤを交換したが、セーフティカー中に追い越しがあったとして、このレース2回目のドライブスルーペナルティを受けることになってしまった。

 そして、着実に順位を上げ、2番手を走行していた#23MOTUL AUTECH GT-Rも3回目のピット作業時にアンセーフリリースをしてしまい、#111エヴァRT初号機Rn-s AMG GTと接触しかけてしまう。これも審議の結果、ドライブスルーペナルティとなってしまい、中団グループは大混乱となっている。

 その中で、#17KEIHIN NSX-GTは大きなミス、トラブルなく順調に走行。3回目のピット作業時にガレージ内での作業から復帰しようとした#5マッハ車検86MC GTNETに出口付近で行く手を塞がれるハプニングがあったが、94周を終えて、トップを死守している。

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 Rd.6 鈴鹿1000km
サーキット 鈴鹿サーキット
記事タイプ 速報ニュース