【スーパーGT】高木真一、ポール獲得で歓喜の男泣き。「感極まった」

第5戦富士の予選、#55 ARTA BMW M6 GT3の高木真一はポールポジションを獲得したことで、感極まってしまったと会見で語った。

 スーパーGT第5戦富士の予選、GT300クラスのポールポジションを獲得した#55 ARTA BMW M6 GT3の高木真一は、インタビューで見せた涙のワケを語った。

 富士スピードウェイで行われたスーパーGT第5戦。GT300クラスは#55 ARTA BMW M6 GT3が今季初ポールポジションを獲得。2人のドライバーが記者会見でセッションを振り返った。

 Q1はショーン・ウォーキンショーがドライブし11番手でQ2進出を果たすと、高木が1分38秒700を叩き出し、ライバルを一蹴。それでも自らのタイムに満足せず、連続でアタックを行い、1分38秒525を記録。1年前の夏の富士ラウンド以来、通算12回目のポールポジションとなった。

 セッション直後、ピット前でTVインタビューを受けた時には、感極まるシーンもみせた高木。前回のSUGOで途中リタイアをした悔しさと反省を胸に今回の富士戦に臨み、それがポールポジションという結果として残ったことに、嬉しさと安堵があったようだ。

「SUGOではいい追い上げもしていましたが、そこから運悪く残念な結果になってしまいました。そういうところから辛い部分もあって、レースのやり方とかも見直さなきゃいけないなと思っていました。感極まったところはそこですね」

 そう、高木は語った。

「クルマ自体はM6の相性が一番良いサーキットです。逆にSUGOのリタイアでウェイトを積まなかったので、(チャンピオン争いを考えると)ここしかチャンスがないなと思っていました。メカニック、スタッフ総出でクルマを直してもらい、朝一番からトップタイムが出るクルマに仕上げてくれました」

 また、今年からスーパーGTに参戦しているウォーキンショーにとっては、今回が初めてのポールポジションということになる。

「最高の気分だよ。高木選手が素晴らしい走りを見せてくれて、このポジションは彼のおかげだね。公式練習でも予選でもしっかり仕上がっていて素晴らしかったね」とウォーキンショーは述べた。

 ここ富士では、GT300のARTAは2連勝中と相性がいいコース。さらに明日の決勝で高木が勝てば、かつてチームメイトだった新田守男が持つGT300クラスの最多勝記録、通算18勝に並ぶことになる。

 これについて高木は、「僕らはショーン(・ウォーキンショー)からすれば、おじいちゃんみたいなもの。なかなか、こういったチャンスもないですし、今回勝てたら、おじいちゃんもちょっとできるのかなという感じでしかないです。こういった記録は、いずれ若い人たちに破られてしまうかもしれません。明日のクルマの状態が良くて、いい形で終われればいいなと思います。特に新田選手の記録というのは意識していないです」と控えめなコメントだったものの、得意とする富士での勝利に向けて闘志をみなぎらせていた。

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 Round5 Fuji
サーキット 富士スピードウェイ
記事タイプ 速報ニュース