【スーパーGT】GSRマシンカラーリング発表。熟成を迎えタイトル獲得へ

2月19日に行われたワンダーフェスティバル2017で、GOODSMILE RACINGが2017年の参戦マシンのカラーリングを発表した。

 219日幕張メッセで行われたワンダーフェスティバル2017で、GOODSMILE RACING2017年のスーパーGT GT300クラスに参戦するマシンのカラーリングを発表し、今シーズンにかける意気込みを語った。

 チームの参戦体制は、1223日にすでに発表が行われている。2008年に参戦を開始したGOODSMILE RACINGは、2017年に参戦10年目を迎える。その記念すべき年の参戦体制は、2016年と変わらぬ布陣。チーム監督には片山右京を擁し、谷口信輝と片岡龍也というふたりのドライバー、そしてRSファインがメンテナンスを担当する。マシンも2016年に引き続きメルセデスAMG GT3を走らせる。

 この日のイベントはトークショーやチームのレースクイーン『レーシングミク・サポーターズ』の発表、そしてマシンのカラーリングがお披露目された。

 エントラント代表を務めるグッドスマイルカンパニーの安藝貴範社長は「ミクと一緒に走るGTプロジェクトがなんと10シーズン目を迎え、熟成された良いチームができてまいりました。連覇を毎回逃しているのですか、今年勝って連覇の最初の年にしていきたいなと思っております。いつものメンバーですが、どうぞよろしくお願いいたします」と語った。

 チーム監督を務める片山は、「去年を振り返ると、本当は結構良いところ行ってたんですよね。でもそれが赤旗とか、セーフティカーのせいで台無しになってしまった。レースにたらればはないって言われるんですけど。今度はセーフティカーの掲示ボードとか旗とか、隠しておくべきですね!」と、会場の笑いを誘った。

 谷口は「僕も今年で7年目ということになりました。大分長く一緒にやらせてもらっていますが、できれば飽きたって言わないで、ぜひ皆さんと一緒にチャンピオンを目指してやっていきたいと思っております。今年も何卒よろしくお願いいたします」とチャンピオンへの意気込みを語った。

 谷口のチームメイトを務める片岡は「谷口さんが7年目ということは、僕は6年目。熟成という言葉がさっきあったんですが、まだ腐っているわけではないです。まだまだこれから本領を発揮する期間が来ると思いますので、引き続き皆さんからの応援を頂戴したいを思います」と語った。

 GOODSMILE RACINGといえば、初音ミクと一緒に走る企画として、スーパーGT痛車を持ち込んだチームだ。10年目を迎え、レーシングチームとしては異例の『フィギュアの祭典』ワンダーフェスティバルでのステージももはや恒例だ。会場の入り口には、歴代の参戦マシンが4台並べられるなど、すっかりイベントにも馴染んでいる。

 既報の通り、チーム10年目のシーズンを共に戦うレーシングミクは、ゲームや数々の美少女イラストで人気のTony氏が手がけた。

 ステージにはTony氏も登壇し、今年のミクのデザインコンセプトについて「小さくて可愛らしい、妖精になりました」と語った。

 安藝社長も、「今年は小さい妖精のようなミクが、片岡の肩にとまったり、右京さんのインカムを持ってきてくれたりピットの中を飛び回っている感じです」と語った。

 マシンのカラーリングについて、片岡は「フロントタイヤにツインテールが巻き込まれそう」と心配(?)した。

 ステージ上では、BoP(マシンの性能調整)を説明するため、片山監督が体を張った。燃料リストリクターの説明では、おもむろにレッドブルを取り出し、ストローで『給油』。ウェイトハンデの説明では片岡をおんぶしようとするなど、監督自ら大活躍した。

 安藝社長も思わず「こういう監督がいるハンデも」とこぼし、片岡も「台本が悪い!」とコメントするなど終始和やか。熟成を迎えたチームの雰囲気の良さを伺わせた。

 最後に一言を求められた片岡は「昨年はここで”急いで走る”と言ったんですが、ちょっと急ぎが足らなかったようなので、今年は”もっと急ぐ”。応援してもらいたいなと思います」と語った。

 谷口は「毎年毎年マシンの絵を描いてくれる人は、”自分が絵を描いたマシンが遅かったらどうしよう”とプレッシャーがあるようなので、なるべくTonyさんがホッとできるように頑張って走りたいと思います」と語った。

 片山監督は「ハンディを背負いながらも、去年本当に頑張っていたのに、レースだからいろいろあってうまくいかなくて。あんなに悔しい年なかったですね。レースというのは時として苦しくてつらいんですけど、楽しくて盛り上がっていきたいので、また今年みんなで力を合わせてチャレンジしていきます。応援よろしくお願いします」と語った。

「2014年以来チャンピオンになれていなくて、2年ほどチャンピオンをお休みしてしまいました。チームのメンバーも悔しさが溜まって我慢の限界がきている感じです。ファンの皆さんも”そろそろ”と感じていらっしゃると思います。BoPがどうなるかまだ見えないところがありますが、熟成されたチームでいいスタートダッシュをしていきたいと思います。今年何とかチャンピオンをと思っているので応援よろしくお願いします」と安藝社長がイベントを締めくくった。

 なおGOODSMILE RACINGは、ファンがスポンサードすることができる個人スポンサー制度を設けているが、2017年シーズンからは新たに「ふるさと納税コース」が新設される。これはグッドスマイルカンパニーの工場がある鳥取県倉吉市との協力により実現したもので、倉吉市の美味しい食材やGOODSMILE RACINGのグッズが受け取れる。

 この日はフィギュア付きの特別コース、「ねんどろいどコース」と「figmaコース」の詳細が発表された。ステージ上でチームメンバーが着用していたAVIREX製のポロシャツも、このコースの特典に含まれている。募集はすでに開始されているとのこと。

 個人スポンサーの詳細はGOODSMILE RACINGの公式サイト(http://goodsmileracing.com/)をご確認いただきたい。

【関連ニュース】

【スーパーGT】10年目のGSR、2016年体制を継続し2017年必勝を期す

谷口信輝「厳しい1年だったが、最後に表彰台に登れて救われた」

片山右京「ヴェンチュリLC92は改めて”美しいクルマ”だと思った」:鈴鹿サウンド・オブ・エンジン

スバル2017年MS参戦体制発表。GT300ではタイトル獲得だけが目標

【スーパーGT etc】日産/ニスモが2017年モータースポーツ活動を発表

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ スーパーGT
記事タイプ 速報ニュース