【スーパーGT】GSR予選3番手。片岡龍也「スパの鬱憤を日本で晴らす」

第5戦富士の予選で3番手の#4 グッドスマイル 初音ミク AMG。片岡龍也は、悔しいレースとなったスパ24時間の鬱憤を晴らしたいと語った。

 スーパーGT第5戦富士のGT300クラス予選、#4 グッドスマイル 初音ミク AMGは谷口信輝のドライブでQ1を9番手で通過すると、片岡龍也が担当したQ2で3番手を獲得した。

 現在ウェイト70kgを積んでいる#4 グッドスマイル 初音ミク AMG。グリッド1列目を占めたBMW M6 GT3の2台の速さには驚いていたようだが、予選3番手は片岡にとっても予想以上の好位置だったという。

 5月の第2戦、富士500kmもポールポジションから有利にレースを展開していたが、2度のタイヤトラブルに見舞われた。この問題についても、チームとして対策済みだと片岡は語った。

「前回のパンクトラブルは、原因と思われる部分に関しては対策してきているので心配はないと思うし、何よりレース距離が短いのでそこまでタイヤへの負担もかけなくて済むかなと思っています」

「ただ、ウェイトを積んでいるので練習走行でもロングランに関しては課題が残るところもあったので、3番手から出て前を狙うレースになるかはちょっとわかりません。もしかしたらディフェンスに徹する形になるかもしれないです。決して楽なレースはさせてもらえないと思っています」

「少なくとも2列目からスタートできるのは悪くないし、3番手からスタートできると思っていなかったので、良い意味での誤算かなと思います」

 スーパーGT第4戦SUGOを終えた直後に、ベルギーで行われるスパ・フランコルシャン24時間レースに参戦したグッドスマイルレーシング。予選でのクラッシュによりマシンが大破してしまい、シャシーを交換して決勝に臨んだ。ところが、片岡がドライブするマシンがバスストップシケインに差し掛かっていた時、態勢を崩した他車から突っ込まれてしまい、11時間経過を前に無念のリタイアとなった。

「スパはいろいろありすぎて、非常に疲れるレースでした」

 そう、片岡はスパ24時間を振り返った。

「ほぼ真横に向いたクルマに時速250kmでぶつかってきているんで、まあまあの衝撃だったし、クルマのダメージも大きかったです。まさかあんなところで突っ込んでくるクルマがいるなんて…」

「身体の方は無事だったのでラッキーでしたけど、下手すると今週の(スーパーGTの)レースがヤバかったんじゃないかっていうくらいでした」

 グッドスマイルレーシングのスーパーGT参戦10年目を迎えた今年は、メルセデスAMGの50周年の記念でもあり、今回のスパ24時間には日本代表として招待された形で臨んだ。

「スポット参戦で通用するほど甘いレースではなかったです。GT3マシンの世界一を決めるレースで、63台のGT3マシンに誰もが知っているようなドライバーがゴロゴロいて、ワークスチームが集まるところで、全然通用しなかったというのは事実です。ただ負けているというよりは準備不足だったっていうのが最大のポイントです」と、片岡はその厳しさを語った。

「結局タイムを競うものなので、常に四十何位っていうレースは非常にストレスを感じました。挙げ句の果てに色んなことが起きるので…」

「そういう意味では、その鬱憤は日本で晴らしたいです。すごい貴重な経験ができて、自分の経験値が上がっています」

「できることならもう一回ベルギーにリベンジしに行きたいと思います。うちのボス(エントラント代表のグッドスマイルカンパニー安藝貴範社長)も前向きには考えてくれていると思うし。ただ、逆に次をやるのであれば、今年のように軽いスタンスでは挑めないです。勝つのは正直、本気でやって3年以上かかると思います。そのスイッチを入れるかどうかですね。次に行った時がスタート地点だと思います」

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 Round5 Fuji
サーキット 富士スピードウェイ
記事タイプ 速報ニュース