【スーパーGT】NISMO、ランキング首位浮上。松田「力を出し切れた」

鈴鹿1000kmを2位でフィニッシュした#23 MOTUL AUTECH GT-R。松田次生はドライバーふたりの力を出し切った結果だと語った。

 スーパーGT第6戦鈴鹿1000km、#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は、ペナルティを受けたことで大きくポジションを落としながらも挽回、2位でフィニッシュを果たした。

 レース後、松田は結果的には優勝できたかもしれないと思いつつも、予想以上の結果を獲得できたことを喜んだ。

「結果的には勝てたかなっていうレースでもあったし、正直ここまで上がってこられるとも思っていませんでした」

「でも今日はロニーと僕とで、ドライバーの力は120%くらい出し切れたかなという感じです。それに尽きると思います」

 クインタレッリも松田の言葉に同意し、鈴鹿に向けた努力を語った。

「今回だけじゃなくて、今シーズンはドライバーふたりの仕事がすごいと思うし、クルマ以上の結果をまた出すことができました。シーズンの前から目標を鈴鹿に設定してトレーニングをやってきたし、それまでに絶対にクルマも良くなると思っていました」

「チームとして残念ながら、やっちゃいけないミスをしてがっかりの部分もありますけど、ドライバーとしては完璧な仕事でリカバリーができて良かったです」

 #23 MOTUL AUTECH GT-Rは、3回目のピット作業の際にアンセーフリリースを犯すという痛恨のミス。首位を走っていた#17 KEIHIN NSX-GTの背後につけたが、セーフティカーの出動で各車のギャップが詰まった段階でドライブスルーペナルティが科されるという最悪の展開で、一時は14番手まで後退した。

「心が折れましたよね。なんでこのタイミングでペナルティが出るんだと思いました」と松田は語った。

「セーフティカー明けの時点で、トップの17号車にあんなについていけると思いませんでした。タイヤがどうなってもいいやくらいのイメージで、とにかく食らいついていきました」

 今季あと2レースを残した現段階で、#23 MOTUL AUTECH GT-Rはポイントランキング首位に浮上。シーズン序盤に圧倒的なパフォーマンスを見せていたレクサスLC500勢をごぼう抜きし、11ポイントのリードを築いた。

 これについて、ドライバーふたりは「信じられないこと」だと口を揃えた。

 クインタレッリは「今年は残り2戦で59ポイント。昨年は開幕2連勝して、もてぎに行く前(の残り2レースの段階)で56ポイントだったので、すごいことだと思います」と付け加えた。

 次戦のタイは、ウェイトハンデが半減となるが、#23 MOTUL AUTECH GT-Rだけは燃料リストリクターがついた状態での戦いとなる。

 松田は「自信ない」とこぼしたものの、クインタレッリは「今年は、序盤の悪いコンディションから来ているから、昨年とは違います」と力強い一言。

「昨年は鈴鹿1000kmでガス欠になって、そこからリズムが崩れてしまった。あれがきっかけで悪い流れになりました。今年は良い感じでこの1カ月を過ごせます」と、終盤戦に向けて意気込みを語った。

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 Rd.6 鈴鹿1000km
サーキット 鈴鹿サーキット
記事タイプ 速報ニュース