タイヤ無交換作戦も無念の2位。”ルーキー”ウォーキンショウ「あと少しだった」

スーパーGT最終戦で#55 ARTA BMW M6 GT3はタイヤ無交換作戦を敢行。しかし残り2周で首位の座を明け渡してしまった。

 2017年のスーパーGT最終戦。GT300クラスで2位に入った#55 ARTA M6 GT3のショーン・ウォーキンショウは、タイヤ無交換作戦で臨むも残り2周でトップの座を明け渡してしまい、悔しさを滲ませた。

 2番グリッドからスタートした#55 ARTA M6 GT3は高木真一がスタートドライバーを務め、#4 グッドスマイル初音ミクAMGを追いかける展開になったが、4号車が16周目に早々とピットインしたことでトップ浮上。#55 ARTA BMW M6 GT3は31周目までピットインを引っ張っる。

 ここで#55 ARTA M6 GT3はタイヤ無交換作戦を敢行。これでピットストップの時間を大幅に短縮し、ウォーキンショウが乗ったBMW M6 GT3はトップをキープする。そこからはタイヤをマネジメントしながら後続との差をマネジメントしていたが、#65 LEON CVSTOS AMGが追い上げてきて、特に残り10周を切ると両者の差はみるみるうちに縮まっていった。

 ウォーキンショウも、必死にペースを維持しようと試みるが、無交換のタイヤは限界を迎え始めており、残り2周のところで逆転を許してしまい2位でチェッカーを受けた。

「優勝まで、あとちょっとだったから悔しい」

 そうウォーキンショウは語る。

「今回は本当にギャンブルだった。タイヤ無交換作戦で使い込んだタイヤでのスティントだったけど、それでも僕たちのマシンのバランスは良かった。48周目くらいまでは完璧な展開だったんだけど、その後は厳しくなった。でも今回は65号車の方が僕たちより少しだけ速かった。でも2位という結果も悪くないと思う」

 また彼にとっては初めてのスーパーGTのシーズンだったが、第5戦富士での優勝を含め、今季は3度の表彰台を獲得。ランキング4位となった。シーズンを振り返ったウォーキンショウは、充実した1年を過ごせたと語り、早くも来季のリベンジを考えていた。

「すごく良い1年だった。第5戦の富士では優勝することもできたし。でもSUGOとか鈴鹿で結果を出せず、その他にも不運があったから、最終的にチャンピオン獲得は叶わなかったけど、ルーキーである僕としては充実したシーズンを過ごすことができた。できれば、来年も参戦してチャンピオン争いに加わりたい」

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 Rd.8 ツインリンクもてぎ
サーキット ツインリンクもてぎ
ドライバー ショーン ウォーキンショー
チーム Autobacs Racing Team Aguri
記事タイプ 速報ニュース