公式練習から大接戦、首位は#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R

第7戦タイがチャーン・インターナショナル・サーキットで開幕。GT500クラスは#46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rがトップとなった。

 2017年のスーパーGT第7戦タイが7日にチャーン・インターナショナル・サーキットで開幕。公式練習はGT500は#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R、GT300クラスは#7 Studie BMW M6 GT3がトップタイムを記録した。

 昨日は晴天に恵まれたサーキットだが、予選日は一転して朝から雨模様。午前9時前から約20分に渡ってスコールに見舞われ、コース各所で大きな水溜りができるほどになった。直前に行われたサポートレースもスタートディレイとなったため、スーパーGTの公式練習も10分遅れて開始。セッション開始5分前には、昨年亡くなられたタイ前国王へ哀悼の意を表し、黙祷が捧げられた。

 10時10分にセッションが始まると、各車ウエットタイヤでコースイン。しかし、30分ほど前に雨が止み、太陽が顔を出すと、路面コンディションが急速に回復。セッション開始30分を過ぎると、続々とドライタイヤに交換チームも現れ始めた。

 すると一気にペースを上げ始めたのが日産勢。#12カルソニックインパルGT-R(ヤン・マーデンボロー)が1分26秒981を記録すると、#23MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)が1分25秒888をマークしトップ浮上。#24フォーラムエンジニアリングADVAN GT-Rも3番手に続き、日産勢がトップ3を独占する。

 またGT300クラスは、ここタイを得意とする#3 B-MAX NDDP GT-Rがトップタイムを記録するが、開始1時間を経過したところで、ランキングトップを快走する#65 LEON CVSTOS AMGが1分33秒528でトップタイムをマークした。

 GT500クラスも開始1時間をすぎ、コンディションがさらに良くなってくると、レクサス、ホンダ勢もタイムを伸ばし始め、#1 DENSO KOBELCO SARD LC500(ヘイキ・コバライネン)が1分25秒124でトップに躍り出ると、#100 RAYBRIG NSX-GT、#8 ARTA NSX-GTが2、3番手と続く。

 開始1時間8分を経過したところで#38 ZENT CERUMO LC500の立川祐路がターン1の出口でスピン。イン側のガードレールにヒットしてマシンを止めてしまう。ちょうど、コースにはみ出て止まった形となり、安全のため赤旗中断となった。なおマシンに大きなダメージはなく、立川も自走でピットに戻っている。

 セッションが再開すると、GT500クラスは続々とタイムを更新し、上位陣は1分24秒台に突入していく。#24 フォーラムエンジニアリングADVAN GT-Rが1分24秒980をマークすると、#17 KEIHIN REAL NSX-GT(塚越広大)が1分24秒611でトップに浮上した。

 セッション残り20分になり、各クラスの専有走行時間に。GT300クラスは#7 Studie BMW M6 GT3が1分33秒037でトップタイムだったが、専有走行中にマシンがストップ。なんとかピットに戻ってきたものの、早々に走行を切り上げてしまったのが気になるところ。ライバルたちも続々とタイムを更新するが、結局#7nStudie BMW M6 GT3のタイムを上回ることができずセッションが終了した。2番手には#4 グッドスマイル初音ミクAMG、3番手に#65 LEON CVSTOS AMGがつけた。

 GT500クラスは専有走行に入ると、コースレコードが続々と更新される。最終的に2015年にタイで勝利した#46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rが1分24秒210でトップ。2番手に#19 Weds Sport ADVAN LC500が0.015秒差で続き、3番手に#6 WAKO’S 4CR LC500が0.027秒差につけるという僅差のトップ3。トップ8が0.5秒以内にひしめく接戦となった。

 現地時間の15時00分から公式予選が行われる予定だが、コースの向こう側から黒い雲が近づいてきており、予選での天候が気になるところだ。

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 Rd.7 タイ/ブリーラム
サーキット チャーン・インターナショナル・サーキット
記事タイプ 速報ニュース