タイ決勝:Keeper TOM’S LC500がポールから今季2勝目。ランク首位浮上

第7戦タイ決勝、#37 KeePer TOM'S LC500がポールポジションから安定した走りを見せ、今季2勝目。ランキング首位に浮上した。

 2017年のスーパーGT第7戦タイの決勝レースが8日、チャーン・インターナショナル・サーキットで行われGT500クラスは#37Keeper TOM’S LC500が今季2勝目を挙げた。

 予選日は不安定な天気となったチャーン・インターナショナル・サーキットだが、決勝日は朝から晴天に。ドライコンディションでレースが行われると思われたが、各車がグリッドについたレース開始30分前にスコールとなり、路面はウエットとなってしまう。

 スタート前に雨は止み、再び太陽が顔を出し始めたものの、突然のコンディション変化があったということで、セーフティカー先導でレースが開始。しかし、10番グリッドの#24 フォーラムエンジニアリングADVAN GT-Rはプロペラシャフトが壊れてしまいスタートできず、ピットにマシンが戻されてしまう。

 2周を終えたところでセーフティカーがピットインし、スタートが切られるとポールポジションの#37 Keeper TOM’S LC500と2番手の#12 カルソニックインパルGT-Rが頭一つ抜け出していく。ほとんどのマシンがウエットタイヤを選択していたが、#1 DENSO KOBELCO LC500、#19 WedsSport LC500、#23 MOTUL AUTECH GT-Rがスリックタイヤを選択。早いうちに路面が乾くことを狙ったが、それが裏目に出てしまい順位を下げてしまう。

 それでも急速に路面が乾いて行き、9周を終えたタイミングで#46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rがピットインしたのを皮切りに、ウエットタイヤだったチームがドライタイヤを求めて続々とピットイン。トップの#37 Keeper TOM’S LC500は13周終わり、2番手の#12 カルソニックインパルGT-Rも14周を終えたところでピットインする。これに対し、#64 EPSON Modulo NSX-GT、#8 ARTA NSX-GTらはピットに入らずステイアウトを選択。特に#64 EPSON Modulo NSX-GTはちょい濡れ路面でペースも非常によく、しばらくトップを快走するが、23周目に#37 Keeper TOM’S LC500が追いつきオーバーテイクしていく。

 しかし、トップの#37 Keeper TOM’S LC500をはじめ、レース序盤にピットに入ったチームはドライバー交代ができるレース3分の1より前にタイヤを交換したため、ドライバー交代を含めたピット作業をもう一度行わなければならない。

 その中でいち早く動いたのが#37 Keeper TOM’S LC500。34周を終えたところでピットに入り、ドライバーをニック・キャシディから平川亮に交代する。一方の#12 カルソニックIMPUL GT-Rはヤン・マーデンボローが安定したラップを刻み、40周を終えたところでピットイン。逆転の可能性も十分にあったが、ジャッキアップに手間取ってしまい大きくタイムロス。結局逆転は叶わず、後方から追い上げてきていた#6 WAKO’S 4CR LC500にも追い抜かれてしまう。

 これで、後続とのリードをある程度築くことができた#37 Keeper TOM’S LC500の平川は最後まで安定した走行を披露。後続を寄せ付けない走りをみせた。

 トップ3がそのままの順位でレース終了を迎えるかと思われたが、残り3周でまさかの展開が。3番手を走っていた#12 カルソニックインパルGT-Rにトラブルが発生しスローダウン。チェッカー目前でまさかのマシンストップを余儀なくされてしまう。

 結局、最後まで安定した走りを披露した#37 Keeper TOM’S LC500が今季2勝目をマーク。2番手に#6 WAKO’S 4CR LC500が入り、レクサス勢が第2戦以来となるワンツーフィニッシュを勝ち取った。3番手には、#17 KEIHIN NSX-GTが入り、今季2度目の表彰台。毎年恒例となっているケーヒンの大応援団がグランドスタンドに詰めかけ、大歓声に包まれていた。またランキングトップだった# 23MOTUL AUTECH GT-Rは9位に終わった。

 これにより#37Keeper TOM’S LC500がランキングトップに浮上し69ポイント。そこに#6 WAKO’S 4CR LC500が6ポイント差で2位に浮上。#23 MOTUL AUTECH GT-Rが8ポイント差の3位となった。レース前とは一転して、#37 Keeper TOM’S LC500が有利な形で最終戦のもてぎを迎える。

取材・執筆/吉田知弘

 →【リザルト】スーパーGT第7戦タイ:決勝結果

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 Rd.7 タイ/ブリーラム
サーキット チャーン・インターナショナル・サーキット
記事タイプ 速報ニュース