バトンの相棒となる山本尚貴「柔軟に彼の良いところを学んでいきたい」

#100 RAYBRIG NSX-GTでジェンソン・バトンのパートナーとなる山本尚貴は、例年になくワクワクした気持ちでシーズンに臨めると語った。

 2018シーズン、GT500にフル参戦するジェンソン・バトンと組む山本尚貴は、例年にないワクワクした気持ちでシーズンを迎えられると意気込みを語った。

 昨年12月に一足早く2018年のスーパーGTフル参戦を表明したバトン。12日に東京オートサロンで行われた体制発表でチームクニミツ加入が正式に発表され、山本がパートナーを組むことになった。

 スポット参戦した昨年の鈴鹿1000kmの時も、初参戦とは思えないほどのパフォーマンスを披露したバトン。その後、彼自身から直接ホンダの山本雅史モータースポーツ部長にフル参戦希望の連絡をし、本格的な交渉を開始。そして最終的にチームクニミツへの加入が決まった。

 F1ワールドチャンピオンの実績を持つバトンとタッグを組むことになる山本だが、変なプレッシャーは感じておらず、前向きに捉えているという。

「彼が別のチームにいたら脅威に感じましたけど、同じチームでいてくれるというのは強力なパートナーだなと感じています。特にプレッシャーとかは感じていなくて、今は本当に2人で協力し合って100号車を一番前でゴールさせるということしか考えていません」

「すごく注目度もある中で一緒に戦うことができるができるし、彼から学べることもたくさんあると思うので、そこは自分にとってチャンスだと思っていっぱい吸収したいし、逆に僕からでしかアドバイスできないこともあると思うのでそこは出し惜しみせずに、2人にとっての最大の目標である勝利に向けて良いアプローチをしていきたいと思います」

 すでに昨年末にマレーシアのセパンで行われたテストから一緒に仕事を始めている山本尚貴とバトン。コミュニケーションも順調に取れており、自身にとっても今シーズンは新たなステップを踏めるチャンスだと期待していた。

「今のところコミュニケーションも順調に取れているかなと思います。始まる前は不安の方が大きかったですが、一回セパンでテストをしてみたら、非常にフランクな人で、“ワールドチャンピオン”というイメージが、良い意味で崩されましたね」

「こういう選手だからこそ、F1で長く戦えたのだろうし、日本でもシートを獲得するチャンスが得られたのだと思います。僕も今年は少し柔軟になって彼から良いところをたくさん学んで、ひとつステップを踏めればなと思うと、例年にないワクワクした気持ちはあります」

 その一方で、山本尚貴はデビューイヤーを含め計6シーズン共に戦ってきた伊沢拓也と、今季は別々のチームになるという部分についても様々な思いがある様子。スーパーGTの戦い方を教わった先輩でもある伊沢に対しても、次のようにコメントしていた。

「今まで一緒に組んでいた伊沢選手と、こうして別々のチームになってしまうというのは、正直残念ではあるし、伊沢選手と一緒にもっと勝利を重ねたかったところはあります。でも今年はお互い(NSX-GTの)開発に関しては、また2人でやっていくことになります。チームとしてはライバルにはなりますけど、ホンダを引っ張っていく覚悟でいるので、自分としても心機一転で新しいパートナーと組んで、勝ち星を増やしていきたいなと思います」

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この記事について
シリーズ スーパーGT
記事タイプ 速報ニュース