バトン、来季のプランに言及「レースをしたい。でも何か違うことを」
来日中のバトンが、鈴鹿1000km以降の計画に言及。何かレースをしたいとしながらも、現時点では未定であると語った。

8月に行われるスーパーGT第6戦インターナショナル鈴鹿1000kmへのスポット参戦に向けて、鈴鹿サーキットで行われているタイヤメーカーテストに参加しているジェンソン・バトン。6日に同地で行われた記者会見で、報道陣からの質問に対し、来年以降のレーシングドライバーとしてのプランについて言及した。
2000年にF1デビューし、2009年にはブラウンGPでワールドチャンピオンを獲得したバトン。F1でのレギュラーシートは昨年末で降りる形となったが、先日行われたモナコGPでは、インディ500への参戦で欠場したフェルナンド・アロンソの代役として参戦。これを機に、F1ドライバーとしてのキャリアは一区切りをつけることになった。
会見の中でバトンは、気になる鈴鹿1000km以降のレース参戦予定について、まだ未定ではあるものの、2018年は何らかのカテゴリーに参戦したいという意思はあることを明言した。
「今のところ、鈴鹿1000km以降についてはレースに出る予定はない」
「まだまだレースはしていきたいと思っているので、来年については何かの形でレースに参戦したいと思っている。
「カテゴリーでレースはしたいと思っているが、今までとは違う、新しい経験を積めるようなものに挑戦したいと思っていて、色々なところと話はしている。その中で、僕がいつも応援してきたスーパーGTに参戦できるというのは素晴らしいことだよ」
「スーパーGT以外にも興味があるレースはたくさんあるし、もしかすると今後テストできる機会も得られるかもしれない。2018年に何をしているかというのは、まだ何とも言えない。とにかく今は、鈴鹿1000kmに向けて集中していきたい」
取材・執筆/吉田知弘
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シリーズ | スーパーGT |
イベント | 鈴鹿タイヤメーカーテスト |