ホンダ山本MS部長「バトン加入は、他のドライバーの良い刺激になる」

ホンダの山本雅史モータースポーツ部長は、ジェンソン・バトンの陣営加入が、他のホンダドライバーにとって良い刺激になると語った。

 ジェンソン・バトンの加入により、日本のみならず世界中から注目を集めているスーパーGTのホンダ勢。陣営を率いる山本雅史ホンダモータースポーツ部長は、彼のGT500加入によって、他のドライバーたちに対しても良い刺激になるのではないかと語った。

 12日、東京オートサロンの会場内で2018年のスーパーGT参戦体制を発表したホンダ。すでにGT500参戦を表明していたバトンは、チームクニミツへの加入が決定。山本尚貴と組んで初のGT500フルシーズンに挑む。

 山本MS部長は、バトンがホンダ陣営に加入することによって、他のドライバーは良い刺激になると語った。

「JBが日本のレースを本当に真剣に捉えてくれていて、昨年の鈴鹿1000kmに出るまでも話をしていたし、彼が入ることで他のドライバーに対して、良い刺激になるのではないかなと思っています。また彼と(ベルトラン)バゲットは仲がいいので、その辺もお互いやりやすくなると思います」

「勝ちへのこだわり方が半端じゃないです。彼はF1に17年乗って、そこでワールドチャンピオンも獲っているし、苦しかった時も含めて(様々な)ノウハウがあるじゃないですか。今度はGT500でチャンピオン争いをしてもらって、日本のドライバーたちに彼の経験とか、いい形で“ドライビング”というのを伝承してくれるといいかなと思います」

 バトンとのフル参戦に向けた話し合いが始まったのは、彼がスポット参戦した鈴鹿1000kmが終わった後のこと。F1日本GPの時も互いの間でじっくりと議論され、フル参戦が決まったという。

「このレースは面白いから、『シリーズ全戦に出てタイトルを狙いたいから、ちゃんと話をしたい』ということで、鈴鹿1000km後に話が本格的に始まって、一番彼と話をしたのはF1日本GPの時ですね。その時に『よし!やろう!』という形になって、それ以降は彼のマネージャーのリチャード(ゴダード)と、うちの担当で細かいところを詰めていきました」

 とにかくスーパーGTを気に入っているバトン。山本部長によると、高いパフォーマンスを誇るGT500マシンの速さと、スーパーGTならではの2クラス混走レースが面白いと語っていたという。

「まず鈴鹿1000km前のテストの時には、マシンのグリップは効くしダウンフォースもあるし、コーナリングスピードが速いと、びっくりしていましたね。レースが終わった後に言っていたのはGT300が混在していて、追い抜いていく難しさもあるから、今まで経験してきた中ではなかったレースの要素。ずっと同じカテゴリーでしかやってこなかった彼にとっては特別だったのだと思います。そんなことを話していましたね」

 今シーズンの目標に関しては、ホンダ勢5台のどこかがシリーズチャンピオンを獲得することと力強く語った山本MS部長。もちろん、バトンが乗る#100 RAYBRIG NSX-GTにも大きな期待を寄せており、「もちろん、チャンピオンを獲りに行かせますよ」とコメントしていた。

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