リチャード・ライアン、速さ見せるも「今年の勢力図はまだ分からない」

Hitotsuyama Audi R8 LMSのリチャード・ライアンは、岡山公式テストで速さをみせるも、今季の勢力図はまだ分からないと語った。

 岡山国際サーキットで行われた2018スーパーGT公式テスト。#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSのリチャード・ライアンは、自チームとしては順調なテストが出来たものの、ライバルの動向がよく見えていない分、今シーズンの勢力図はまだ分からないと語った。

 GT300クラスに参戦する全車が揃って行われた岡山公式テスト。今年も強豪が揃う中で、#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSは走り出しから好タイムを連発。初日のセッション1で3番手、セッション2で2番手につける上々なスタートを切った。この好調さは2日目も続き午前のセッション3でも3番手タイムを記録。2日間通して常に上位に位置しており、パドックからも「21号車のアウディが速いね」という声が聞こえて来るほどだった。

 しかし、リチャード・ライアンにテストでの感触を訊くと、手応えは感じているようだが、全く楽観視している様子はなかった。

「全体的に良かったと思う。タイムを見るとGT3勢の中では僕たちが速いように見えるけど、他のチームがどのようなテストをしていたか分からないから、実際に僕たちがどのポジションにいるのか分からない」

「色々なものを試したし、これからもっと細かいところをアジャストしていかないといけない。また今回はコンディションもレースとは違って、路面温度も少し低かった。これが、シーズンが始まって温度が上がっていったら違う結果になるかもしれない。でも条件は皆同じだからね」

「僕たちにとっては、今年最初の公式テストは良い形で終わることができたのは確かだ」

 また、今シーズンは新たに富田竜一郎が加入し、第3ドライバーに篠原拓朗が加わるなど体制面でも一新された#21 Hitotsuyama Audi R8 LMS。2人とも2日間を通して積極的に周回を重ね、マシンに慣れようと努力しているのが見られたが、ライアンはレギュラーパートナーとなる富田を、このように評価していた。

「今シーズンのアウディのマシンは基本的に変わっているところはない。僕自身、何年もこのクルマに乗ってきて、特性もつかんでいるし、今年から新たに組むチームメイトも短時間で色々なことを学んでいってくれている。もちろん、もっと勉強しなきゃいけないこともあるけど、間違いなく彼は今シーズン活躍してくれると思う」

 そして、気になる今シーズンのGT300の勢力図だが、ライアンは他のチームがどのようなテストをしているのか分からないこともあり“全く読めない”と語った。

「正直どうなるか、全く分からない。もちろん僕たちはトップを目指すし、その位置でレースをしたいと望んでいるけど、実際にどういう勢力図になるかは全く分からない」

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 第1回岡山公式テスト
ドライバー リチャード ライアン
記事タイプ 速報ニュース