中山雄一「どのコンディションでもBSタイヤの性能が発揮された」

タイでの第7戦、難しいコンディションとなったレースを制した#51 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3の中山雄一は、ブリヂストンタイヤへの感謝を語った。

 タイ・ブリーラムで行われた2017スーパーGT第7戦。混戦のGT300クラスを制した#51 JMS LMcorsa RC F GT3の中山雄一と坪井翔が、難しいコンディションとなったレースを振り返った。

 タイ戦は雨絡みのコンディションとなり、決勝前に見舞われたスコールで、ほぼ全車がウエットタイヤでスタート。途中でスリックタイヤに履き替えるという展開になった。

 そんな中、2番手からスタートした#51 JMS LMcorsa RC F GT3は、中山雄一がスタートからトップの#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSにしっかりと食らいついていき、早めにピットインして坪井翔にバトンタッチ。そのまま#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSの逆転に成功し、トップでチェッカーを受けた。

 レースを終えた中山は、週末を通して不安定だったコンディション全てに対応できたブリヂストンタイヤに感謝した。

「昨日の雨と、今日の後半のドライ。その両方のコンディションでブリヂストンタイヤの性能が発揮され、優勝することができたと思います。本当に感謝しています」

「決勝では予選で使用したのと同じ(ウエット)タイヤでスタートしました。予想以上に路面が乾くのが早かったですが、そこまで相手に離されずに走ることができました。スリックタイヤの方がペースが速くなってきたので、ミニマムの周回数でピットインして坪井選手に託しました」と自身のスティントを振り返った。

 中山からバトンを受け継いだ坪井は、コンディションの変化に伴い、レースの3分の2を走らなければならない状況となった。しかし、しっかりとタイヤマネジメントできたと語る。

「グリッド上で雨が降ってきて、この先どうなるのかなと思った部分もありました。最初は苦しい展開になりましたが、中山選手が頑張ってポジションをキープしてくれました」

「スリックに交換してピットアウトしましたが、そこからは見えない敵との戦いでした。コースインした後の数周が大事だと思っていましたけど、残り40周くらい走る必要があって、タイヤを労わることを考えながらプッシュして走りました。僕個人としては、初めてのタイで優勝できましたし、チームもシーズン2勝目を挙げることができました」と、安堵の表情をみせていた。

 これで、ランキングトップの#4 グッドスマイル初音ミクAMGとは9ポイント差で最終戦を迎えることになった#51 JMS LMcorsa RC F GT3。中山はこの勢いで最終戦も好結果を狙いたいと意気込んでいた。

「ここに来る前はトップと16ポイントの差があって、残り2戦で優勝か表彰台に上がる必要があると思っていました。こうやってタイで優勝できたことはよかったです。このまま、最終戦もいきたいですね」

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 Rd.7 タイ/ブリーラム
サーキット チャーン・インターナショナル・サーキット
記事タイプ 速報ニュース