山本尚貴、好バトルをみせるも5位「ペースが良かっただけに悔しい」

最終戦もてぎを5位で終えた#100 RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴は、ペースの良さを発揮できずレース後に悔しさを見せた。

 ツインリンクもてぎで行われた2017スーパーGT最終戦。レース終盤に#17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大)と一歩も譲らぬバトルをみせた#100 RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴は、最終的に逆転が叶わず、悔しさをみせた。

 #23 MOTUL AUTECH GT-R、#37Keeper TOM’S LC500が先行する展開となったGT500クラス。レース後半はどのポジションもこう着状態となったが、その中でファンを魅了したのが同じ栃木県出身の#17 KEIHIN NSX-GTの塚越広大と#100 RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴のバトルだった。

 ピットストップで逆転した塚越だったが、レースペースでは山本の方が速く、25周を過ぎたあたりから接近戦のバトルを展開。特に29周目の90度コーナーから約半周にわたってサイド・バイ・サイドのバトルを披露した。両者とも一歩も引かず、若干マシンが触れ合うほど白熱したものになったが、塚越がポジションをキープした。

 その後、GT300との混走をうまく利用した山本が30周目に塚越の前に出るが、36周目の3コーナーに差し掛かった時に制御系の問題が発生し、スローダウンを余儀なくされてしまったという。

「GT300との混走の中で、一度は(17号車の)前に出ることはできたのですが、その後(36周目の)3コーナーでシフトダウンした時に、ちょっと特殊なモードに入ってしまいました。そこで加速しなくなって、再び17号車の逆転されてしまいました」と語る山本。

 しばらくしてペースも元に戻り、再び塚越に対して猛プッシュをしかけていくが、結局順位を取り戻すことができず5位でチェッカーを受けた。

 ホンダ勢最上位で終われなかったことはもちろん、週末を通して速さがあっただけに、それを十分に発揮できなかった山本は、レース後も悔しい表情をみせていた。

「ずっと抑えられてしまいました。クルマも良かったですし、単独で走れている時にはペースも良かったので、今回の結果は悔しいですね」

 今シーズンは第3戦オートポリスでポールポジションを獲得。第4戦SUGOでもレース前半はトップを快走するなど、優勝してもおかしくない速さをみせていた#100RAYBRIG NSX-GT。しかしセーフティカー導入タイミングの不運などもあり、第3戦での3位表彰台が最高位。満足できるシーズンではなかったと振り返り、来季のリベンジを誓っていた。

「今シーズンは全体的にあまり喜べるレースはなく、ほとんど悔しいレースばかりでした。ただシーズンを通してみれば開発も進んでいってクルマが良くなっていくのを感じられました」

「その開発陣だったり頑張ってくれている人たちの思いを結果に結びつけたかったのですが、それができませんでした」

「来年またしっかりと準備をして、新しいシーズンのスタートを切ることができればなと思います」

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 Rd.8 ツインリンクもてぎ
サーキット ツインリンクもてぎ
記事タイプ 速報ニュース