決勝を見据えて作戦を選択した51号車。中山雄一「今の所は良い流れ」

スーパーGT最終戦もてぎで、逆転チャンピオンを狙う#51 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3は、決勝を見据えた作戦を選択したようだ。

 ランキング2位で最終戦もてぎに乗り込んできた#51 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3(中山雄一/坪井翔)は、タイトル争いのライバルたちが予選トップ3を占める中、予選で8番手となった。

 前戦タイで今季2勝目を挙げ、ポイントリーダーの#4 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也)との差を9ポイントに詰めた#51 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3。今回のもてぎでは、その時のスピードが走り出しから欠けており、ライバルの先行を許す予選日となってしまった。

「フリー走行を走った時から、今回はタイほどのスピードがなかったので予選トップを獲ってくるのは難しいだろうと感じていました」

 そう、中山は予選後に語った。しかしチームはそれを逆手に取り、決勝を見据えた作戦を選択し、予選を戦ったとのこと。

速いタイムを狙う作戦でいくとミクに勝てないかなということで、裏を張って決勝を見据えた作戦で行こうと決めました」

それで8番手につけることができたのは作戦をミスしたわけでもないですし、今のところは良い流れで進んでいます」

 とはいえ、今回の予選トップ4は従来のコースレコードである1分46秒760を更新するほどのハイペース。最大の敵である4号車の片岡は、1分46秒076を叩き出してポールポジションを獲得しており、中山はそこまでのタイムは出せなかったと白旗を揚げた。ただ同時に、そこがつけいるスキになりうるとも考えているようだ。

「それにしてもトップ4台のスピードがすごく速くて、1分46秒前半というのはウチもちょっと見えないところでした。でもタイムが出るタイヤはタレると思います。それがどれくらいなのかは明日走ってみないとみんな分からないですね」

 ポイントリーダーの#4 グッドスマイル 初音ミク AMGがポールポジションの1ポイントを上積みしたことで、ポイント差は10ポイントに拡大。中山と坪井が逆転するためには、優勝しなおかつ4号車が4位以下、または2位フィニッシュかつ4号車が6位以下など条件が厳しいことは間違いない。

 決勝に向けては「チャンピオンを狙える位置にいるので狙っているのは間違いないんですけど、そのためには優勝もしくは最低でも2位を獲らないと厳しいレースなので、そのために攻めの作戦を採っていきたいなと思っています」と力強く意気込んだ。

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 Rd.8 ツインリンクもてぎ
サーキット ツインリンクもてぎ
記事タイプ 速報ニュース