驚異のタイムで今季初PP、クインタレッリ「コースオフしそうだった」

最終戦もてぎの予選、驚異的な走りで今季初ポールポジションを獲得したロニー・クインタレッリは、ギリギリの走りだったと語った。

 ツインリンクもてぎで行われているスーパーGT最終戦もてぎ。GT500クラスで驚異的な速さをみせた#23 MOTUL AUTECH GT-Rのロニー・クインタレッリは、コースアウトギリギリのアタックだったと振り返った。

 ノーウェイト勝負となった最終戦。午前中の公式練習では#37 Keeper TOM’S LC500がトップタイムをマークし、今回もレクサス勢が有利かと思われた。しかし、いざ予選が始まると勢力図は一変。Q1では#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(千代勝正)がトップ。#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生)も2番手となり、ミシュランタイヤを履く日産GT-R勢がワンツーを獲得した。

 続くQ2では、#23 MOTUL AUTECH GT-Rのロニー・クインタレッリが驚異的な速さをみせ、2番手に0.891秒もの大差をつける1分36秒316を叩き出し、今季初ポールポジションを勝ち取った。

 予選を終えたクインタレッリは、興奮冷めやらぬ感じで自身のアタックを振り返った。

「ここに来る前にチームもみんながものすごく努力してくれて、マシンとタイヤをなるべくベストなものを選べるように頑張りました。松田選手のQ1でのセクタータイムをみて『よし!これならいける!』と思って、あとは僕次第だなと思いました。プレッシャーもありましたがピットを出る時の身体のフィーリングが非常に良かったです」

「アタック中は5コーナーで飛び出しそうな感じでしたが、コースアウトしないようにブレーキングできて、うまく走れました。今日はすごくいい1日でした」

 実は、このもてぎラウンドの前の週にクインタレッリのお子さん2人がカートデビューしたとのこと。そこで一生懸命頑張る姿をみて、特別なパワーをもらったという。

「先週の金曜日にうちの子どもがカートデビューして、今回は同じヘルメットデザインにしています。子どももすごく頑張っていて、僕も頑張らないとなと思いました。特別なパワーをもらったんじゃないかなと思います」

「私たちはタイトルというよりは、まずは優勝したいですね。明日はポールポジションからスタートできるので、そのまま逃げて優勝したいですね」

 予選Q1を担当した松田も、明日に向けては手応えを感じている様子。クインタレッリ同様、純粋に優勝を目指してレースを走り切りたいと語った。

「昨年は3連覇がかかっている中で、最終戦は全然良くなかったですが、この1年間がんばってきて、昨年のタイムと変わらないという部分では(開幕のことを考えると)本当にすごいことです。ドライバーとチーム含めて、素晴らしい予選だったと思います」

「チャンピオンは最後についてくるものなので、まだ今年1回も勝っていないので、まずは明日勝つことに集中したいですね」

取材・執筆/吉田知弘

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 Rd.8 ツインリンクもてぎ
サーキット ツインリンクもてぎ
記事タイプ 速報ニュース