2018年間エントリーリスト発表。GT500には元F1ドライバーが4人参戦
スーパーGTを運営するGTアソシエイションは27日、2018年の年間エントリーリストを発表した。
スーパーGTを運営するGTアソシエイションは27日、2018年の年間エントリーリストを発表。GT500クラスには今年も15台がエントリーする。
すでに今シーズンの各チーム・ドライバー体制については、ホンダ、レクサス、日産の順で発表済み。しかし、改めて15チームが揃ってみると、近年稀に見る豪華な顔ぶれとなった。
この中でも注目なのは、やはり元F1王者のジェンソン・バトン。すでにマレーシアのセパンや国内で行われているテストに参加し、マシンに少しでも慣れようと積極的に周回を重ねている。
さらに同じF1経験者の小林可夢偉も今年は#39 DENSO KOBELCO SARD LC500から参戦が決定。そのチームメイトは2016年にGT500を制したヘイキ・コバライネン。元F1ドライバーコンビが誕生し、こちらも注目を集めそうだ。
また中嶋一貴も#36 au TOM’S LC500から引き続き参戦する。これにより、今年は4人のF1経験者が名を連ねるという過去に例がないほど豪華なラインナップとなった。
加えて、今年はレギュラー参戦1年目となるドライバーが多いのも特徴。前述のバトンと小林を始め、フェリックス・ローゼンクヴィスト、山下健太、高星明誠と合計5人がエントリーしている。
こういったトピックスが多い中、チャンピオンチームの#1 Keeper TOM’S LC500は、平川亮とニック・キャシディのコンビで変更なし。昨年は23歳同士と最年少コンビで王座を獲得したが、今年も勢いそのままに連覇達成となるのか。目が離せない。
なお、中嶋一貴と小林はWECとの日程重複のため第2戦富士を欠場予定。同じようにフォーミュラEにも参戦しているフェリックス・ローゼンクヴィストも第3戦鈴鹿を欠場する予定となっており、これらの代役ドライバーについては、後日明らかになる模様だ。
注目の2018スーパーGTは4月7・8日に岡山国際サーキットで開幕。例年通り全8戦で争われる。
【2018スーパーGT(GT500)エントリーリスト】
#1 Keeper TOM’S LC500(BS)平川亮/ニック・キャシディ
#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(MI)本山哲/千代勝正
#6 WAKO’S 4CR LC500(BS)大嶋和也/フェリックス・ローゼンクヴィスト
#8 ARTA NSX-GT(BS)野尻智紀/伊沢拓也
#12 カルソニックIMPUL GT-R(BS)佐々木大樹/ヤン・マーデンボロー
#16 MOTUL MUGEN NSX-GT(YH)武藤英紀/中嶋大祐
#17 KEIHIN NSX-GT(BS)塚越広大/小暮卓史
#19 WedsSport ADVAN LC500(YH)国本雄資/山下健太
#23 MOTUL AUTECH GT-R(MI)松田次生/ロニー・クインタレッリ
#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(YH)ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠
#36 au TOM’S LC500(BS)中嶋一貴/関口雄飛
#38 ZENT CERUMO LC500(BS)立川祐路/石浦宏明
#39 DENSO KOBELCO SARD LC500(BS)ヘイキ・コバライネン/小林可夢偉
#64 Epson Modulo NSX-GT(DL)ベルトラン・バケット/松浦孝亮
#100 RAYBRIG NSX-GT(BS)山本尚貴/ジェンソン・バトン
※( )内は使用するタイヤ
BS=ブリヂストン、DL=ダンロップ、MI=ミシュラン、YH=ヨコハマ
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