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「勝てるレースだった……」17号車の塚越&バケット、悔しさが残る2位表彰台

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「勝てるレースだった……」17号車の塚越&バケット、悔しさが残る2位表彰台
執筆:
2019/09/09 13:22

2019スーパーGT第6戦オートポリス。#17 KEIHIN NSX-GTの塚越広大とベルトラン・バケットは、あと一歩のところで勝利を逃し、悔しさをにじませていた。

 オートポリスで行われた2019スーパーGT第6戦。GT500クラスでポールポジションからスタートした#17 KEIHIN NSX-GTだが、最終的に2位でフィニッシュとなり、“悔しい”今季初表彰台となった。

 予選から他を圧倒する速さをみせた17号車だが、その勢いは決勝になっても衰えなかった。塚越広大がスタートスティントを担当すると、1周目から後続を一気に引き離す快走を披露。12周には2番手以下との差を10秒にまで広げた。

 そのまま17号車が独走するかと思われたが、レース中盤に降り始めた雨に翻弄された。一度はスリックタイヤに交換して後半スティントに臨んだが、再びピットインを決断しウエットタイヤに履き替えた。さらに度重なったセーフティカーも不利に働く場面があり、レース終盤はベルトラン・バケットが猛烈な追い上げを見せたものの、3.7秒届かず2位に終わった。

「もちろん残念ですよね。ペース的にも展開的にも勝てるレースだったと思うし……とはいえ、ああいう荒れた天候の中でしっかり表彰台に乗れたので、まあここが妥協点かなと思いますけどね。やっぱり(チームの)みんな勝ちたかったし、次のSUGOで今回の分も勝てるようにプッシュしなきゃなという感じです」

 レース後にそう語った塚越。1回目のピットストップでどちらのタイヤを履くかについては、かなり悩んだという。

「僕もどっち(のタイヤ)がいいかと訊かれても、正直あのコンディションでは、どっちが良いのか分からなくて……『僕だったらスリックかな?』という気持ちは伝えました。ギリギリになって(ピット作業で)バタバタしてしまうのが嫌だったので、あの時点だとスリックを選びました。結果的にバゲットに交代して走り出してみたらスリックでは全然無理でした。逆に早めに(ウエットに)換えたから、その後(3度目の)セーフティカーが出て、前との差を縮められました。それは僕らにとっては良かったタイミングだったと思います」

「あとはバゲットが本当によく追い上げてくれて、2位まで(ポジションを)戻してくれたので本当に感謝しています」

 レース終盤に怒涛の追い上げを披露したバケットも“優勝できなかった悔しさ”が垣間見えるコメントだった。

「表彰台を獲得できたのは嬉しいけど、優勝できなかったことは正直悔しい。トリッキーなコンディションのレースになったけど、その中で僕たちは勝てるだけのパフォーマンスをしっかり発揮できていた」

 また、バケットによるとピットストップで交換するタイヤの判断を見誤ったことに加えて、3度目のセーフティカー解除での“出来事”が不利に働いたという。

 この時、トップに立っていた#39 DENSO KOBELCO SARD LC500の後ろには周回遅れでスリックタイヤを履く#16 MOTUL MUGEN NSX-GTがいた。再スタート時の路面は完全にウエットだったため、16号車はスピードを上げられず、2番手以降の集団が渋滞。この瞬間だけで、39号車は大きなアドバンテージを手にしたのだ。

「最初のピットストップでスリックタイヤを選択したことは失敗だったと思う。そこでウエットタイヤを求めてもう一度ピットインすることになった。でも、もう一度セーフティカーが入って上位との差を縮めることができた」

「ただ、そのセーフティカーが解除されて再スタートする時に、スリックタイヤを履いてペースが上がらない車両がいたため、39号車と20秒くらいのギャップができてしまった。だけど、諦めずにそこから精一杯プッシュしたよ」

「残り5周になって、39号車に接近できたけど、そこで僕のフロントタイヤの内圧が上がりすぎてしまって、それ以上プッシュできなかった」

 そう語ったバケットは、塚越同様に第7戦SUGOでリベンジを果たしたいと奮起していた。

「セーフティカー解除時のロスがなければ、勝てていたかもしれないし、そこは正直残念だ。だけど、次でのリベンジを目指す。SUGOはテストでも好調だったし、自信があるから次こそ勝ちたい」

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 第6戦:オートポリス
ドライバー ベルトラン バゲット , 塚越 広大
チーム Real Racing
執筆者 吉田知弘