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23号車ニスモ、チャンピオン争いにわずかな望みを繋ぐ3位表彰台

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23号車ニスモ、チャンピオン争いにわずかな望みを繋ぐ3位表彰台
執筆:
2019/09/23 8:45

スーパーGT第7戦SUGOで3位を獲得した#23 MOTUL AUTECH GT-Rのふたりが、レースを振り返った。

 スポーツランドSUGOで開催されたスーパーGT第7戦。雨のレースで10番手から追い上げ、3位表彰台を獲得した#23 MOTUL AUTECH GT-Rのロニー・クインタレッリと松田次生が、レースを振り返った。

 レース前に雨が降り出す難しいコンディションとなった今回のレース。スタートを担当したクインタレッリは、12周目に4番手まで浮上した。

 彼は「タイヤの選択は良かったと思います」と語った。

「10番手から4番手まで追い上げたのかな? 展開としても良かったし、今回はセーフティカーにやられないように早めにピットに入りました」

 今回のレースは、23号車と同じミシュランタイヤを履く#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rが後半にトップに立つと、2位の#64 Modulo Epson NSX-GTに約20秒差をつけて優勝を飾った。

 クインタレッリは予想以上に厳しいコンディションとなった中で、3号車の速さには敵わなかったと話した。

「正直に言うと、あれ程雨が降ると思っていませんでした。でもみんな同じようなタイムだったので、他のタイヤメーカーを使っているチームもグリップに苦労していたと思います」

「3号車は雨が強くなると想定して、前半は自分たちよりもちょっとやわらかめのタイヤでしたね。後半は3号車と同じタイヤを使っていましたが、彼らは速かったです。届かなかったですね」

 レース後半を担当した松田は、一度は3号車の前に出たものの、タイヤの内圧低下に苦しんだという。

「タイヤ交換をした後、アウトラップで3号車を抜いたところまでは良かったんですが、SCが出て内圧がガンと低くなった後に、タイヤが路面に全然食わなくなってしまいました」

「内圧はほぼ下限近くまで下がっていました。(内圧を上げるためにも)常にアグレッシブにいかないといけない状況でしたね。コース上にいるのに精一杯で、なんで3号車があんなに速かったか分からないくらいです」

 今回、ランキング首位の#6 WAKO’S 4CR LC500が6位、ランキング2番手の#37 KeePer TOM'S LC500が4位に終わった。ランキング上位との差を縮めることができた23号車は、最終戦もてぎで逆転タイトル獲得の可能性を残した。

 とはいえ、6号車とのポイント差は20.5ポイント。23号車がポール・トゥ・ウィンを果たした上で、6号車がノーポイントに終わらなければ逆転できないという厳しい状態だ。

 それでも松田は、最終戦に逆転チャンピオンの可能性を残していることが大きいと話した。

「(内圧が低かった)原因究明はしなくちゃいけないです。なんとか最終戦にチャンピオン獲得の望みをつなぐことが出来ました。昨年はこの時点でチャンピオンシップが終わっていたので……」

「とにかくランキングの上位2台の前でゴールしなくちゃいけなかったので、それがちゃんと出来たので良かったです」

 鈴木豊監督は今回の結果に複雑な表情。逆転王者のためにはもっと良いリザルトが欲しかったというのが本音だが、最終戦も精一杯戦っていきたいと話した。

「レース自体の結果で言えば、10番手からよく挽回できたなという感じですが、シリーズ争いを考えれば非常に厳しい状況です。もうひとつふたつ上に行きたかったところですが、かなり厳しいコンディションだったと思います。実際に無線でもドライバーはそう言っていましたし、レース後もそういう風に言っていましたけどね。良くやってくれたと思います」

「非常に複雑ですが、最終戦までタイトル獲得の権利を残すというのはとても重要なことです。15台中の上位3台に入れているというのは、みんなが頑張ってくれたからだと思います」

「最終戦は結果にとらわれずに思い切って、ベストと思ったことを精一杯やっていきたいなと思います」

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 第7戦:SUGO
サブイベント 決勝
ドライバー ロニー クインタレッリ , 松田 次生
チーム NISMO
執筆者 松本 和己