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雨を味方につけた4号車グッドスマイル。今季初の表彰台で大逆転に望み

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雨を味方につけた4号車グッドスマイル。今季初の表彰台で大逆転に望み
執筆:
2019/09/25 9:20

スーパーGT第7戦SUGOで2位表彰台を獲得した#4 グッドスマイル 初音ミク AMGの谷口信輝と片岡龍也が、レースを振り返った。

 スポーツランドSUGOで開催されたスーパーGT第7戦。今季初表彰台を獲得した#4 グッドスマイル 初音ミク AMGの谷口信輝と片岡龍也は、チームにとって恵みの雨になったと、レースを振り返った。

 6番手から決勝に臨んだ4号車。スタートを担当した片岡は、選択したタイヤがコンディションに合っていたこともあり、11周目には2番手まで浮上した。

「選択したタイヤは比較的ハード目でした。一瞬水が引くと見越してたので、それが当たって良いペースで走れました」

 そう語った片岡。しかし次第にコンディションが悪化し、ピットインを決断。すると、その直後にセーフティカー(SC)が出動。結果的には良いタイミングでのピット作業になったという。

「思ったよりウエットの中で戦える手応えがありました。ただ、セーフティカーが出る直前は雨が強くなってきていて、”このタイヤはもう無理だ”とチームに全力で話をしていました。ギブアップしてピットに入るタイミングでセーフティカーが出てくれたので、ツキもありました」

「結果的には良いタイミングのピットインだったし、僕のスティントはあんまり他の人と争った感覚はありませんね」

 片岡からバトンを受け継いだ谷口。タイヤをより柔らかめのスペックに変えたものの、感触は良くなかったようだ。それでも谷口は懸命に、トップを走るポイントリーダーの#55 ARTA NSX GT3を追った。

「レース前半より柔らかめのタイヤを選んだんですが、セーフティカーについて行く時も滑る状況で、追い上げられる気がしませんでした。始まってみたら、周りの方がもっと厳しかったみたいで、前を追いかけました」と、谷口は話した。

「55号車の前に行かないと最終戦でタイトル争いの圏外になってしまうので、飛んだ(コースオフした)らそれはしょうがないと思ってプッシュしていました。55号車とのタイム差しか聞いていませんでした」

 そんな中、谷口はレース前半を担当した片岡のフィードバックが役に立ったと明かした。

「ウエットコンディションではタイヤのラバーがのっていないところの方がグリップします。SCが明ける前に『基本はアウト-アウトのラインなんだろうけど、アウトを通らないところだけ教えてくれ』と片岡に訊きました。彼は調べているだろうから。それがどこかは教えないですけど、それが役に立ちました」

「最終的に55号車には届かなかったですが、この天気で2位だったら上出来だったかなと思います。土曜日までは表彰台は見えていなかったから、そういう意味では恵みの雨になったのかなと。去年は3位で今年は2位なので、来年は何位でしょうね?笑」

 待望の今季初表彰台を獲得した4号車は、最終戦を残し55号車と20.5ポイント差のランキング3番手につけている。ポール・トゥ・ウィンで21ポイントを稼げることから、かろうじて逆転チャンピオン獲得の可能性が残った形だ。

 谷口は最終戦もてぎに向けて「次戦のスローガンは、”ここからひっくり返したら大したもんだ”でしょうね」とコメント。片岡も「完全に切れかかっている綱ですけど、切れているよりは良いです。ファンもわずかながらも希望は持てるし、最低限良かったなと思います」と話した。

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 第7戦:SUGO
サブイベント 決勝
執筆者 松本 和己