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好判断で6位&ランク首位キープ。脇阪寿一監督「勝ちに値するレースだった」

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好判断で6位&ランク首位キープ。脇阪寿一監督「勝ちに値するレースだった」
執筆:
2019/09/23 0:42

2019スーパーGT第7戦SUGO。#6 WAKO’S 4CR LC500の脇阪寿一監督は、チャンピオンをかけた最終戦に向けさらに自信を深めていた。

 スポーツランドSUGOで行われたスーパーGT第7戦。#6 WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也/山下健太)はGT500クラスで6位入賞を果たし、ランキング首位をキープした。

 途中は雨脚が強くなったことで、レース後半にもう一度ピットインして新しいウエットタイヤに交換する場面も見られたが、脇阪寿一監督はあの判断がなければ、6位というポジションは得られなかったとレースを振り返った。

 今回は65kgのウエイトハンデで臨んだ6号車。燃料リストリクター制限もあり不利になるかと思われたが、予選ではQ2進出を果たし8番手からスタート。ウエットコンディションとなった決勝レースでも大嶋が前半スティントでポジションを3つ上げる活躍を見せた。

 28周目にピットインし山下に交代したが、そこでタイヤ交換は行わずに給油のみでマシンを送り出した。しかし、レース後半になると雨脚が強くなり、ピットストップ時に交換したタイヤだとうまく機能しない状況となった。その報告を山下から受けたチームは再びピットストップを行うことを決断した。

「あのピットストップがなかったら、6位にはいなかったですね。レース後半のあの時点であのポジション(一時3番手を走行)で、もう一度ピットインさせるというのは、すごく勇気のいることでした」

 脇阪監督は当時の状況をこう振り返ったが、この2回目のピットストップを行なったことで山下のペースは復活。最終的に6位までポジションを上げてチェッカーを受けた。

 チャンピオンを争う#37 KeePer TOM’S LC500が4位に入り、今回もポイント差を縮められることとなった6号車。しかし、自分たちが最後に6番手までポジションを上げたことで、その差を7ポイントにとどめた。

 これにより6号車は最終戦で2位以内に入れば無条件でチャンピオンが確定するが、脇阪監督によると、この条件を勝ち取れたことは非常に大きな意味があるという。

「何よりも7ポイント差という状況にできて、(最終戦は)37号車の後ろでゴールして良いという条件がつきました。これは大きいです。戦略的にもこの2台が頭一つ抜けている状況で、ここ数戦はこれだけウエイトハンデを背負って戦ってきました。それ(ウエイトハンデ)がなくなる最終戦では37号車と我々が普通にトップ争いすると思いますが、その中で37号車の後ろでゴールして良いという“余裕”は大きいです」

「さらにもてぎで和也とヤマケンがポールポジションを獲ってくれたら、さらに1ポイントプラスされて、さらに差を広げられるので、そこはふたりを信じてやるだけです」

「(この結果は)すごくポジティブに捉えられたし、自分たちが与えられた状況の中でベストなレースができたと思います」

 前回のオートポリスでは最大ウエイトを背負う厳しい状況の中でミスのない走りでポイントを獲得した6号車。しかし、チームの中には「37号車に6ポイントも縮められた」というネガティブな雰囲気があったという。

 しかし、今回は同じ6位というポジションで37号車にポイント差を詰められたのが、逆にチームの雰囲気や士気は向上していると、脇阪監督は語った。

「実はオートポリスで、まだ選手権をリードしているのに6ポイント詰められたことに対して、少しどんよりした雰囲気がありましたが、今回はさらにポイント差を詰められたのに『これならいける!』という雰囲気に変わっています。だから、この1戦は本当に大きかったし、勝ちに値するようなレースでした」

 最後に最終戦もてぎについて訊くと、脇阪監督は「(チャンピオン)獲りますよ!」と、今までにない自信に満ち溢れた笑顔を見せ、サーキットを後にした。

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この記事について

シリーズ スーパーGT
イベント 第7戦:SUGO
執筆者 吉田知弘