
2019スーパーGT第7戦SUGO。#25 HOPPY 86 MCの松井孝允は決勝レースに向けて着々と準備を進められた予選日だったと語った。
スポーツランドSUGOで行われている2019スーパーGT第7戦SUGO。#25 HOPPY 86 MCの松井孝允は決勝レースに向けて着々と準備を進めることができた予選日だったと語った。
今シーズンは第3戦鈴鹿、第4戦タイ、第6戦オートポリスでポールポジションを獲得しており、抜群の速さをみせている25号車。今回のスポーツランドSUGOも彼らが得意とするコースではあるが、予選ではポールポジションを獲得した#61 SUBARU BRZ R&D SPORTと0.683秒差の3番手に終わった。
しかし、Q2を担当した松井は悔しがる結果ではないと語った。
「今回、決勝レースを見据えたタイヤ選びをしているので、僕たちとしてはベストを出せたかなと思っています。2016年に僕たちが出したレコードタイム(1分17秒493)の時より、マシンが重い状況で同じようなタイムを出せました。そういう意味では僕たちは進化できているのだと思います」
「ただ、決勝でのコンディションを考えてタイヤを選んできたチームはさらに上をいってしまったなと思いましたが、そこに関しては特に後悔とかはないです」
「あと公式練習でも、決勝に向けたテストをやりながらのセッションだったので、そういった意味ではドライでも決勝に向けて準備ができたのかなと思います」
どうやら25号車は、ドライコンディションになれば今回もタイヤ無交換作戦を考えているようだ。それを見据えたタイヤ選びをしていることもあり、松井はスタート直後の数周は苦しい展開を強いられるかもしれないと予想した。
それでも不安に感じたり、慌てたりする様子はなく、決勝に向けて密かに自信を持っているようだった。
「スティントの序盤はちょっと苦しいかもしれないですね。ここは(コース全長が短くて)ウォームアップするのにも時間がかかります。特にスタート直後の1、2周は厳しくなると思いますが、それを考えても今の手応えとしてはけっこう良いのかなと思っています」
「他が速いかもしれないですけど、僕たちが出来る準備は全て整えられたかなと思います。あとは決勝を迎える。それだけです」